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貢献と自立と絆◆今年の新入社員のキーワード◆そのままでOKだ!

2011-04-27 15:15:19 | 日記
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(本日は2回目更新デス)

新入社員が入社して約1ヶ月。
まだ研修中だったり、すでに現場で働いていたりする人たちへ。


◆大丈夫、そのまま進んでいこう!


※※※
コンサルティング企業のインソースがまとめた「2011年度新人の傾向と特徴」の報告によると、今年の新入社員は

「強い意志を内に秘めている」
「(隠れて)物事の本質を捉えている」
「『選ばれた精鋭』というイメージはない」
「『売り上げ』ではなく『貢献・奉仕』を意識する」

が意識の面で特徴的だという。


たとえば、グループ発表で積極的な発言が出ないとき、「この研修への貢献になるから」と言葉を添えると、必ず手が挙がる傾向があるそうだ。

今年の新入社員を含む若い世代には「貢献」や「自立」「絆」といった言葉が共通するキーワードになっているという。
※※
夕刊フジ2011.4.27(26日発行)記事から


今月のブログで紹介したアフラック(アメリカンファミリー生命)の震災募金バンド
「絆=TOGETHER」もそうだよ。



「貢献」と「自立」と「絆」は

新入社員の時だけではなく今後もずっと
大切な職業観としても、そのままもっておいてください。

(逆に上の世代の人たちに、もっとPRして欲しいんだ)


◆危機を乗り切る職業観


私の考えている職業観と、報告されている調査結果が
ほぼ一致しているのがうれしくて、この記事を紹介しています。


うれしい半面、こういう職業観は
危機を乗り越える時にこそ真価を発揮するものだから
気楽なものではないでしょう。



職業観にはいろいろなものがあります。
どんな職業観が正しいのか、ということは一概にはいえません。


そこで一番スタンダードなオススメは

1.過去の歴史をひも解いて

2.今と同じような時代環境で、どのような職業観の持ち主が

3.どのように活躍してきたかを自分で納得いくまで調べて

4.「一番好きな職業観に共感すること」

です。



◆ウッチーの時代から


私の勝手な愛称で、恐れ多くも紹介させていただきます。
ウッチー「内村鑑三」サン

知らない人は調べてみよう。
(検索は「内村鑑三」で。ウッチーでやると、ぜんぜん違う人が出る)



彼の職業観も言い換えれば明治期の
「貢献」「自立」「絆」がキーワードです。

※※※
われわれが五十年の生命を託したこの美しい地球、この美しい国、このわれわれを育ててくれた山や河、われわれはこれに何も遺さずに死んでしまいたくない。なにかこの世に記念物を遺して逝きたい。

何人にも遺すことのできる本当の最大遺物とは何か、それは勇ましい高尚なる生涯である。
※※※
内村鑑三「後世への最大遺物」岩波文庫から


職業観というか「生き方」になりますが
どちらでも共通するよね。



世の中に貢献し、自立していくこと。
そして同じ世代のみならず、あとに続く世代にまで
「絆」として、一緒になって前に進む勇気を
われわれに与えてくれておりマス。


★★
目先の就職内定や、目先の仕事にだけ日々追われるよりも

ちょっと先のことまで。
自分たちの後に続く後輩のことまで。

考えをめぐらしながら仕事や生活を歩んでいこう。
★★

自立・貢献・絆を大切にね!
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ではでは。

音大生の就活で◆ソニー元社長・大賀典雄氏◆異分野チャレンジ!

2011-04-27 12:00:05 | 日記
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こんにちは。

就職人気企業の一つ、ソニーの名物経営者で
元社長の大賀典雄氏が
去る2011年4月23日に81歳で亡くなられました。


有名な話ですが、大賀さんは

東京藝術大学音楽学部出身のプロの音楽家でありながら
ソニーの経営者として大活躍されたことです。

ご冥福をお祈りしつつ、大賀さんの後輩である
音大生たちの就職活動ということで書きますね。


★★音大生へメッセージ★★

音楽への情熱とこだわりがあるなら
仕事への情熱とこだわりにも転用できる

そのことが
一般の大学生が持っていない音大生の強みだと思います。



◆大賀さんのこだわり

大賀典雄さんのソニーでの業績は、いろんな経営本に書かれています。
その影で、あまり引用されないエピソードにこそ注目してみよう。




♪芸大の卒業旅行でヤマハの工場に行ったときの話♪

※※※
夜の席で私は宴会にかこつけ、「世界のピアノのなかで鉄骨が一番汚いのがヤマハのピアノですよ」と苦言を呈したら、川上さん(後の社長)は翌日、「ヤマハの技師を全部集めるから、そこで君が話をしてくれないか」という。

私は学生の分際ながらヤマハの技術者たちを前に、「いいピアノを作るには、まずいい鉄骨を使わねばならない」と話した。

・・

一時は「大賀君は留学から帰ったら、日本楽器に就職するのではないか」と噂されたこともある。
※※※
(大賀典雄「SONYの旋律」日本経済新聞社2003年から)


大賀さんの音楽へのこだわりが純粋だったからこそ
ピアノの鉄骨にわざわざ注文をつけたのだろうと思います。


鉄骨に象徴される「楽器や建物の基礎」には
別のこだわりエピソードもあります。


♪CBS・ソニーの新社屋建設の時に♪

※※※
建物の設計は竹中工務店にお願いしたが、私は建物の細部に至るまで注文を出し、一からすべて設計した。

こだわったのはビルのパイプである。建物で一番最初にダメになるのはパイプである。私は総ステンレスのパイプを使ったらどうなるのか試して欲しいと竹中工務店にお願いした。

・・そんな建物は当時なかったと思う。
※※※
(前掲書から)


◆声楽家のこだわりと、音楽そのものへのこだわりに



大賀さんの専攻楽器は、声楽という「自分の体そのもの」でした。


声楽家の場合、音楽の才能や努力以前に
「生れついた体格」が音楽表現でモノをいう
リアルな現実があるのです。

それで私は、ピアノの鉄骨や新社屋のステンレスパイプに
大賀さんがこだわった無意識の理由のひとつに
声楽家特有のリアリズムがあったのかとも思ってます。



とにかく大賀さんは
普通の音楽家が演奏表現や技術だけにこだわるなかで

「楽器のメカニックな部分」にまで広く興味を持っていたことが
音大生の就活でも何かのヒントになると思います。


★音楽への関心を「単純な狭い関心」から
「音楽に関係する領域への広い関心」へ広げるのがベター


★どんな職業分野にも、そこには
音楽につながるヒントがあるものだから捜してみよう。



◆音楽を勉強したのなら、なんでも打ち負かせるはず!


以前紹介したベートーベンのエピソードから
音大生は勇気を貰おう。



ナポレオンの活躍を耳にしたベートーベンが語った言葉。


私が「音楽について知っている事」と同じくらいに
軍事について知っていたならば、かならず彼に打ち勝てるのだ!


音楽という得意分野があるならば、それを自信の根拠にしていこう。
自信があると、かなり強みになるものだから。


♪♪♪ではまた♪♪♪
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