


こんにちは。
前回のブログ記事で、小説「日本沈没」を書いた
小松左京さんの話題を書きました。
あの戦争がもし8月15日で終らずに
続いていたらどうなったただろうか?
というのがSF作家の出発点でもあったようです。
「どうして戦争に負けたのだろう」という理由を
リアルに眺めていくと、いろんな教訓になります。
★★★
就活生が気になる
「その会社が『いい企業かどうか』」を見る
ポイントについて書いてみます。
★★★
◆きちんと敬礼すれば、必ず返ってくるかどうか?
※※※
十一月一日、GHQは日本国政府に対して「連合軍将兵に対する警察官の敬礼」という覚書を発している。
「向こうの将官たちは偉かったね。日本のどの警察官に対してもきちんと敬礼を返すんだから。それもピシッとした敬礼だ」
「何に関心したといって、マッカーサーがどんな身分が低い者に対しても、敬礼をする人間には分け隔てなく返礼をしたことですね」
「戦争中、日本の軍人はね、相手を見て平気で見下す人がたくさんいましたからね」
(「」は元警視庁 原田弘氏の言葉)
※※※
秋尾沙戸子「ワシントンハイツ~GHQが東京に刻んだ戦後」新潮文庫2011.8から

この敬礼の逸話を、就活で思い出してみよう。
◆相応に返してくれる企業、返してくれない企業
軍人や警察官における敬礼というのは
社会的なマナーやルールでもあります。
社会的なマナーやルールに従って
きちんと企業に応募して選考に進むとしよう。
その時に企業側が
「敬礼をする人間には分け隔てなく返礼」してくれるかどうか。
きちんと対応する就活生に、相応の
きちんとした対応をしてくれる会社
を見極めよう。
学生が就職氷河期であることを逆手に
圧迫面接の意図と外れた
横柄な態度をとる企業もあります。
その企業がどんな企業なのか?
いろんな見ぬき方がありますが
「敬礼に対する返礼の有無」
という部分で見ると意外にわかるかもしれません。
★★★負ける国(企業)の特徴★★★
「敬礼に対する返礼」という部分から
何が見えてくるかといえば
その会社の組織風土として末端まで
規律やマナーが浸透しているかどうか
ということです。
この部分が
いいかげんな企業であるならば
いかに優良・安定・ブランド企業でも
簡単に凋落するんだよね。
就活生の立場ならば、この部分を一番敏感に
感じ取っていこう。
ではまたね。

