(今回の女子力イメージ)
※画像はhttp://akb48gazou.com/から
こんにちは。
前回は女子校出身者の強みを生かした
自己PRのサンプルを考えてみました。
「女子力の強み」ということでさらに考えていこう。
■なでしこジャパンは言葉を尽くす。
今年はサッカー女子「なでしこジャパン」の活躍が記憶に新しいので
彼女たちのパワーを引き出した監督の話から。
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「このポジションの選手は、こういう長所を生かせるぞ」「この選手がこういう働きをしてくれると、チーム全体がこんなふうに回っていくぞ」と、選手個々の特徴を踏まえながら組織全体にもたらすメリットを強調した。
長年攻撃の柱として君臨したエースの澤穂希に、守備的ミッドフィールダーの役割を与えた。その際、佐々木は、「オレの言うことを聞け」とか「我慢しろ」と意見を押し付けたわけではない。
「目標を達成するためには、それが有効だ」と言葉を尽くして説明した。だからこそ、澤は受け入れたのだ。
佐々木則夫
なでしこジャパン監督
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週刊ダイヤモンド2011.9.3号から
監督の采配のポイントは
「ああしろ、こうしろ」という一方通行の指示ではなく
「言葉を尽くした説明」によって
「選手自身が納得して自分の力を出し切った」ということなのかと思われます。
■自分の行動の理由を説明してみよう。
なでしこジャパンの監督の采配ということから振り返って
自分自身のプレーに置き換えて考えてみよう。
なぜそのプレーをするのか?
自分の役割や立場は何であるか?
「自分自身が納得していること」が一番強みになります。
そのためには
自分の行動の理由を「言葉を尽くして説明できる」ことが
大切な女子力だと思われます。
■言葉を尽くした説明を
女子校育ちのウィークポイントとして
「女子同士で何でも分かり合える」と思ってしまうので
「説得するための説明能力」が身につかない
という指摘もあります。
たとえば「うれしい、楽しい」という
相手との気持ちの共感はできるのですが
「なぜそう考えるのか?」「どうしてそう思うのか?」
ということを“言葉を尽くして説明すること”は
ちょっと苦手なようです。
★★自分を説明するための言葉選び★★
自己分析の段階で、自分のことを書き出す時は
自分に向かって、もう一人の自分が
“それって何?”“どういうことなの?”
ということを自問自答しながら書き出すようにしていこう。
言葉を尽くして
“もう一人の自分”に納得してもらえるようにね
次回のイメージ
注)イメージ画像はすべてhttp://akb48gazou.com/から