こんにちは。
前回更新は安愚楽牧場の話題からスタートしました。
ラストの文章をもう一回だけ引用しますね。
※※
震災によるどんな打撃を受けようとも
『不可能を可能にできるような意識』で
いつでも前向きに考えていこう。
※※
tarebon就活ポインター2011.8.2更新から
『不可能を可能にできるような意識』ということを
具体的な実例で考えていこう。
■屋根を付けずに、屋根を付けよ!?
※※※
ある会社の本社の一階ロビーに店舗(タリーズ)を出すことになり
消防と保健所の許可を取った。
消防は
「店舗に屋根をつけてはいけない」と言う。
火事が起きた時、スプリンクラーが作動しても
屋根があると水がかからないから。
次に保健所に見てもらうと「屋根が必要」という。
上から落下物が落ちてくるかもしれないから衛生上必要だと。
参議院議員 松田公太(タリーズ創業者)
※※※
小学館「サピオ」2011.8/17ー24号 から
松田公太のぶつかった問題は
『屋根を付けずに、屋根を付けるにはどうすればいいか?』
という
役所のダブルスタンダードをどうクリアするかでした。
■クリエイティブな採用試験だと思って■
外資系やコンサルティング会社でよく出されるような
採用試験だと思って考えてみてください。
★★~考え中の休憩タイム~★★
今月オープンした新しいコーヒーチェーンで飲んだ
この飲み物は『白いトマトジュース』
(モスバーガーのコーヒーチェーン『モスコ』)
白いけど味がトマトジュース。
★★★~これがヒント~!?★★
■松田公太の結論
※※※
最終的にメッシュタイプの屋根にした。
水は浸透するし、落下物も防ぐことができる。
なんとかクリアしました。
※※※
(前掲書から)
『白いけどトマトジュース』ということですね。
工夫して考え抜いたことが問題解決につながりました。
※※※今日のポイント『白いトマトジュース』※※※
消防署と保健所のダブルスタンダードの問題を
就活の場合で言い換えてみるよ。これは
『大学名は関係ない』といいながら採用が事実上
『大学名で選別される』という大手企業の問題
にも思えてくるんだ。
このダブルスタンダードを突破するための知恵が
大半の就活生にとっての工夫になってくるんだよね。
白いトマトジュースは
見かけは違っても
本物のトマトジュースの味。
(本物の味をつけていこう)
大学3年生の今はまだ、いろんな勉強をして実力を蓄え
問題解決をするための『考える力』を身に付けていこう
ではまた。