フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Nadja

2010-07-04 01:28:59 | Weblog
5octobre Nadja,arrive'e la premie're,en avance,n'est plus lameme.NHKのラジオのフランス語教本をめくっているとアンドレブルドンのナジャが少し書かれていた。20代の頃に夢中になって読んで分かったつもりでシュールレアリスムだなんてほざいてたな。分からないよね。今でも。ナジャ、ナジェーダ希望というロシア語からとった名前の不思議な女性。アンドレブルドンの言葉、ナジャの最後の一文「La beaute' sera Convulsive ou ne sera pas」美とは痙攣的なものだろう。それ以外はないだろう。 う~んいい言葉。いまでも酔いしれるね。文学でも映画でもそうなんだけど昔のものはなんで圧倒的な存在感があるんだろう。その人でなくてはいけないという確かなものがある。あった。現在は希薄。なんでこんなに存在そのものが希薄になったんだ。いつからか思い出せない。そんな、ソフトドリンクにちょっとのアルコールを混ぜた飲み物ばかり飲んでる時に上等のシングルモルトがストレートで出されたような衝撃。もう未来からではなく過去からもう一度背中を押されるのか。希望と言う名で。
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