フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

Peter Rabbit展

2010-07-13 19:41:03 | Weblog
ピーターラビット日本語版出版40周年記念展を図書館の前の文学館でやっていたので見に行った。


畑を作ってピーターさながら、人参やレタスをひっこ抜けるコーナーがあったりPeter picked papper pieとかいう早口言葉の生の声が聞けるCDがあったり絵本をずっと並べて立ち読み自由だったり初版本の展示があったりとそれなりだろうと思うけど日本語版出版記念だから英語の本が少ないのは当たり前か。ビアトリクスポターの湖水地方を見ていると赤毛のアンのP.E.Iとダブってくる。そういえば同じ世代なのかな。日本は、幕末でちょうど「龍馬伝」から明治の時代だ。外圧を受けてない国にはやはり余裕の発想があったのかな。龍馬にファンタジーを書かせてみたかったな。平和な世界で。ピーターラビットは龍馬よりあとだから読めなかったけどイギリスの絵本なんか見てたんじゃないかな。


「あっ、マクレガーさんだ」ピーターと言えば、マクレガーさんだよね。それに、ベンジャミンバーニー。子供のための本を出したいと原稿を出版社に送るけど断られついに自分で出すことを決心にて1902年の12月に出したピーターラビット。


不思議だね魂を持った本と言うか主人公とその仲間達というか。ビアトリクスの生活心情と今の自分達の心情にはそんなに差を感じないのに彼女達の時代の人間らしさってなんでこんなに差があるんだろう。人間が人間らしい。溶けてないというか掴めるというかそんな感じをピーターラビット展で感じました。ピーターラビット展を記念してここの文学館が作った小さいトートバッグを300円だったけど買って帰った。人間らしさを思い出すために。
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