昨日は、暑いと思ったら大暑だったのか。もうクラクラしてた。夜ラジオで「伊勢物語」を聞いていたら夏には、古文がよく似合うのかもしれないと思えてきた。何というか、まろやかな表現が夏の夜空に広がって心を伸びやかにする。おとこのつれなさを恨みに思っておんなが返歌を書く。あなたがいなくなればここは野原と荒れ果ててその荒れ果てた草の下で私は、鶉となって鳴いていましょう。あなたが、またここへ鶉を狩にくるでしょうからと言うような話だったっけ。それをきいたおとこは、どこへもいかないという決心をするんだ。なんという言葉の強さというかイメージの強さなんだね。何にももたないものは強いか。古典は心の通い合い。言葉とは、元来そうしたものだったのだ。
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