フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

明日に架ける橋か・・・。

2011-06-14 09:24:06 | Weblog
桜が咲いていた時にここに来て橋を見上げ「絵になるね」と言ったことを覚えていた。あの時は、絵を描いていなかったのでただそう思っただけだった。まさか、実際ここに絵を描きに来ることになるなんて人生なにがあるかまったく分からないね。


少し前までは言葉すら聞いたことがなかった絵具。「ウインザーニュートンがね」なんて自然と言ってるのも可笑しい。栗の木の下に坐ってこっちの山と向こうの山とに架けられたアーチ型の鉄橋を見上げる。その向こうの山間に人家が点在している。いい景色。


「あの橋がなかったとき、あの人たちはどうしてたんでしょうね。こっちに来たい時は」とバジルがぽつんと言った」そのとき、僕は、この橋は、明日に架ける橋だと思った。I will lay me down歌が頭の中で流れた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする