フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

こころは、あじさいの花

2011-06-09 09:02:13 | Weblog
紫陽花の季節となりました。紫陽花といって思い出すのは、萩原朔太郎の「こころ」という詩だ。
こころをばなににたとえん
こころはあじさいの花
という詩だったよね。そこでもってあじさいの花を描いた。花言葉って何だろう。「浮気」だったかな?もっといい意味のものがあったような気がするけど紫陽花をみるたびに朔太郎のこの詩を思い出すからよっぽど強烈だったのでしょうね。


萩原朔太郎 「こころ」

こころをばなににたとへん
こころはあぢさゐの花
ももいろに咲く日はあれど
うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。

こころはまた夕闇の園生のふきあげ
音なき音のあゆむひびきに
こころはひとつによりて悲しめども
かなしめどもあるかひなしや
ああこのこころをばなににたとへん。

こころは二人の旅びと
されど道づれのたえて物言ふことなければ
わがこころはいつもかくさびしきなり。

紫陽花っていい花だと思う。雨によく似合うし番傘なんか差したくなるような気分にさせてくれる。華やかなんだけど寂しげで見ていて飽きない花のひとつだね。
コメント
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