名もない滝に行ってきました。50メートルくらいかなもっとあるのかもしれないけど揺れる吊り橋をおそろおそろ歩いて渡ってバジル先生と二人見晴台までの遊歩道をあるいているところにその名もない滝はあった。観光名所で凄い高さから落ちる滝もいいけど身近でしょぼしょぼと落ちる滝が歳とってからはいいな。なんて勝手なこと思っていると「この滝、描こうよ」と先生が言うからちょっと横道にそれたところにあるベンチに荷物を降ろして一休み。「麩菓子」なんか食べてお茶飲んでいると足元にハエくらいありそうな蟻からメクラ蟻までたくさんの蟻が迎えてくれるわくれるわ。ちょっとお菓子の欠片を落とすとすぐに寄って来て切り取って運ぼうとする。「盆と正月が一緒に来たみたい」と蟻の様子を見ていた。それから滝を眺めながら二人でスケッチ。緑しかない中で白い水しぶきを描く。

滝は、落ちて流れるように描く。「あ、白い花が」とバジルが滝之上にある木の上に花を見つけた。無視、だってもうかき上げたモン。そこで、歌を詠む。
「白髪を 並べて互いに絵筆とり 滝を眺めて 緑に染まる」
人生のあたそがれどきに命あふれる自然の中で落ち行く水の流れを見ている老人二人。
こっちのほうが、絵になるのかな。

滝は、落ちて流れるように描く。「あ、白い花が」とバジルが滝之上にある木の上に花を見つけた。無視、だってもうかき上げたモン。そこで、歌を詠む。
「白髪を 並べて互いに絵筆とり 滝を眺めて 緑に染まる」
人生のあたそがれどきに命あふれる自然の中で落ち行く水の流れを見ている老人二人。
こっちのほうが、絵になるのかな。