フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

搾りたての牛乳

2011-08-19 07:31:40 | Weblog
搾りたての牛乳が飲みたくて四国カルストの向こうにある酪農の村に行ってきた。ここは、四国の軽井沢と呼ばれているあたりでとても涼しい。いつも行く農家の店に寄ってミルクとサンドイッチを頼む。




外のテーブルに坐ってさっそくいただく。「うまい」この搾りたてのミルクを東北では捨てたんだぜ放射能汚染で。このことがあったのもかかわらず北海道では官僚天下りの女知事が「原発再開」指示。この感覚、生活者のレベルじゃないよな。そんな知事を選んだのは北海道の道民だから。酪農家も多いだろうに、捨てたミルクのことを思わなかったのかしら。それにしても搾りたてのミルクは旨い。さわやかな風に包まれてサンドイッチを頬張りながらミルクをもう一杯おかわりした。帰りは、天狗高原を抜けて戻った。ここは、いつもいい景色。何回も車を止めて景色を
眺めた。


牛が放されていて草を食み風力発電の風車が回って緑の草の中にカルストが点在して絵になる。




東北にもカルストはないにしてもこんな放牧の景色がほんの6ヶ月前広がっていたんだろうなと思うと胸が痛んだ。すべては、放射能のせい。チェルノブイリで出来たことが何故日本でできていないんだろうか。何故、こんなに放射能に対して被爆に対して危機感がないのだろう。なぜ、あの女は原発再開なんてたった一人の判断で出来るんだろう?この国は、不思議というほかない。あれで、北海道観光の外人客は激減した。それでも動かしたい理由は、ナンなのか?金なのかな?
コメント
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