フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

南海地震の講演会

2011-08-22 07:36:41 | Weblog
南海地震を語るという講演会があって聞きに行って来た。高知大の岡村さんと地震研究かの間城さんのお話だ。高校の視聴覚室で行われたのだが廊下にまで聴衆があふれる盛況ぶりだった。今回の3.11東北地震の解説に始まり津波の話、南海地震の歴史からみる今後の対応の話を聞いた。改めていうまでもないが3.11の地震はマグニチュード9.0でも地震の揺れで倒れた家はほとんどない。怪我した人も5400人と少ない。大きな被害は津波によるものだったということだ。津波て波ではなく海の底が上がった状態の海そのものが向かってくると考えてくれと言われたのが目からウロコの思いだった。南海地震は、100年毎に定期的に発生している。前回が1946年だから2046年プラスマイナス5年かでおこる確立が高い。あと30年後、放射能の半減期と同じ。自分としては多分生きてないから惨状を見なくて済むのだろうけど次の世代にいかに豊かな自然と生活を残せるかが課題だ。この講演会にも若い人の姿は少なく地震を見なくて済むような人ばかりがめだった。余震は10年続くとのこと。講師の間城さんは90歳だ。年寄りが必死で命賭けて地震から身を守る方法を説いているのに感動した。
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