フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

会場抽選

2012-09-28 09:17:08 | Weblog
来年のサロンというか絵画教室の発表会というか絵画展の会場を借りるのに今回は申込団体が多数のため抽選ということになったらしい。そんなことも何も知らないままあの三婆のうちの二婆に連れられてカルポートに行った。小ホールで開かれていてわっこんなに来るのかと思ったけど10チームくらいだった。各月に分かれていて自分達の欲しい期間を抽選するんだけどうちのチームは4月の1週間狙いだ。係りの人が簡単な抽選の方法を説明すると「それおかしい」と文句。「言うてきて」そしたら婆の一人が立ち上がって係りの人に言う。なんとこの場で抽選方法まで変えてしまおうとするパワー。係りの人が四苦八苦して説明。かろうじて進んでいざ抽選となった他の団体の代表が遅れるとの連絡。10分待ちとなった。そしたらバッグから孫の写真を取り出して「この子の鼻見て、左の穴が黒いろう。他の写真ではきれいながよ。絶対心霊写真でこれは」って大きな声でいうもんだから、係りの人も回りの人もついつい寄って来て大盛り上がり。「違うやろこれは、ゴミよ」とか「おったもんよね」とか収拾がつかない。そこへ遅れた人が来て抽選会が始まった。「私は厄やきあんた行って」と。第1希望に私が挑戦。ジャンケンで勝った者が1番最初にくじを引くというルールでなんと手書きのあみだくじ。じゃんけんでオバサンに負けて最後になった。ここを引きたかったけど俺は最後だからしかたなかった。ザンネンはずれた。ここと思ったところが当たりだった。次の第2希望にはエースの婆がでてジャンケンから撹乱。「最初はグーでね」「うちではジャンケンはそうしゆうがよ」と一人だけ勝手に「最初はグー」と始めてしまった。みんなもつられて「最初はグー」。結果は勿論第二希望を引き当てて婆の勝ち。「アンタはね、気合がたらん」と怒られることしきり。最初はグーかその手があったのか。
コメント
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