フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

一攫尖閣

2012-09-06 08:32:22 | Weblog
昨日の夕刊で尖閣2億5000万で売却。日本国有、地権者と合意。と言う見出しが躍っていたけどその前日か前々日に地権者の窓口の人がテレビでまだ何も決まっていないって言ってたもんだから懐疑的に見ていた。そしたら今朝の新聞で「尖閣売却、地権者政府との合意否定」と発表。素人でもそんなに早くいかないだろう。東京都もいるし。と見えるのに佐藤さんという元外交官の人はラジオで合意を真に受けてコメントしていた。彼らの情報ソースはどうなっているんだろう?「国有化は政府の英断だ。東京の石原さんが文句言わないのは名誉の撤退だ」と褒めちぎっていた。話は出来ていると思ってはいるが地権者側は値段も何も決まっていないと言ってたから。この意識的なリークはどこから出てきたんだろう。地権者は東京に売りたい。でも東京は不動産評価調査から議会決議からやる。すると評価価格が低い場合もありうる。そこで無調査で無能な政府に売価を決めてもらうという離れ業を使ったのではないか。20億5000万が標準価格になったのは地権者としてはひとまず安堵の価格だから。この政府では守れない。このことは地権者も東京都も知ってるからこれからの駆け引きから目が離せないね。選挙後の話になればもっといいと思うのだが。
コメント
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