フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

残照

2014-11-24 07:06:44 | Weblog


残照
   寺尾紗穂

陽はすでに落ち 暗い部屋にひとり
こぼれゆく時を 足元にみつめ

問えど答えなく 風が鳴るだけ
愛した人も 今は遠く

時かえらず あなたの微笑みが
はるか届くだけ 残照のように

きれいな声で聞かせてくれる。日本酒に釣られて行った「0.5ミリ」のスペシャルライブだったけどとても良かった。日本酒はほんの1杯だけだったけど「美丈夫」だったから文句はない。寺尾紗穂さんは曽祖父が須崎のひとということでそれだけで親近感がうまれた背が高く髪が長く日本画のような顔で美形。顔の輪郭がとてもいい。誰かに似てるなとおもってたらカズカズに似てるんだ。とよけいに親近感をもって聴いていた。オレなんか足元にも及ばない秀才と見えた。詩を読めばわかるけどね。オープニングとエンディングに安藤桃子監督が挨拶して会場を和ませ盛り上げた。CDを買ったら寺尾紗穂さんが急遽サインをしてくれるということを桃子さんが企画してくれて僕も1枚「残照」アルバムを買ってサインしてもらった。そしたら横に桃子さんも来て一緒にサインしてくれた。

桃子さんとその時二言三言話したけど頭の良さを感じた。人って一言で分かるもんだね頭がいいか悪いかって。気をつけよう。もうおそいか。眼に知性を感じさせる女性って久しぶりだな。彼女と飲みながら話したら楽しいだろうな。一緒に仕事できる人はいいな。この「残照」も彼女が寺尾さんのファンで彼女が見つけたんだって。寺尾さんの書く詩は長いんだけどこの「残照」は短いからあまりライブでも歌ってなかったって。それが映画の主題歌になってあらためてまたこの歌と向き合うことになったと寺尾さんが言ってました
まさに残照だね。タイトルだけみるとまるで北方謙三のハードボイルド小説みたいだけど
家に帰ってCDで残照を聴きながらこの絵を仕上げた

なんかヘンにこの歌が合うんだよなと思いながら描いた。
コメント
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