フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

小さい秋

2015-08-21 06:34:36 | Weblog
誰かさんが誰かさんが見いつけた。小さい秋小さい秋見いつけた。

高砂百合が終わってなんか殺風景な山の畑。マクワウリが色づいている傍の栗の木を見上げると栗が笑ってました。「あっ小さい秋見いつけた」とパチリ。下を見るとあちこちに栗の実が散らばっている。暑くても雨が降っても自然は自らのサイクルをまもっているんだね。下の段に行くと何の花か知らないけど可愛い花が咲いていた。

色がいいね。これはナンだろう。はじめて見る花だ。

毎年咲いてはいたんだろうけど気が付かなかった。これも小さい秋なんだろうね。昨日は山の会でアンティークが北アルプスに行った話しを聞きにいったんだが一緒に行った亭主が涸沢で急病。多分飲み食いしすぎ。東大がやってる山の病院に担ぎ込んで大騒ぎだったとか。「もうあの人とは行かん」とプンプン。幻の穂高になってしまったと。山行きも人生も一瞬先は闇だねぇ小さい秋を見つけながら小さく生きるのは老人の知恵かな。
コメント
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