フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

清澄

2015-11-05 07:17:54 | Weblog
仁淀ブルーで有名な「にこ淵」に行ってきました。車を停めて道路の上から底を見れば青い滝壺が見えてくる。そこに行く道に案内が出ているのでその道を進む。地面は湿って滑りやすい。アイゼンとまではいかなくてもストッパーが欲しいくらいの傾斜。ここから直線的に降りていくのかロープがぶら下がっている。ロープに捕まって下りる。下の地面がぬれてドロドロなので足に力が入る。人気スポットだからオバちゃんもオネェちゃんも降りる。登る。20代の女の子だろうかスカートで来てた。パンツ丸見えじゃないか。まぁ登る時に下に彼氏しかいなかったけどちょうど僕が降りる時にすれ違ったから「スカートでえらいね」というと「えへへ」だって。足元に注意して下りる。下りたらまたロープこれもキツイ。そしてまたロープ。こんどは短い。最後に梯子。梯子を下りると滝壺の岩場。この岩が苔がべっとり生えていて滑る。それでもここで弁当食べてるツワモノがいる。寒いのに。陽が当たるのを待つ。陽が当たらないとエメラルドグリーンなのかな。陽が当たると滝の下に虹がかかる。すると水面がブルーに。

これぞ仁淀ブルーと歓声を上げる

色は時間とともに変化する

帰りは一人ずつ登ってと待ってる間に写真を撮る

ロッククライミングの雰囲気だね。それにしてもオバちゃんたちはエライ。普段履いてるようなビニールの婦人靴でドンドン降りて来るコロンでも滑っても平気の平左。少々泥んこになっても気にしてない。「もう滑るちや」と道が悪いと言い切る。それでもこの青さに口をポカンと開けて呆然としているサマなんか「いとおかし」。「にこ淵」行ってみる価値はあるよ。
コメント
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