フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

雨に煙る

2015-11-25 07:50:53 | Weblog
天気予報では曇りのと晴れとの予報だったけど嶺北地方は時雨ていた。白髪山の登山口に着いた時は水墨画の中にいるようだった。

この冬の瀬からのコースは初めてだ。岩が雨にぬれてすべって歩きづらかった。沢の傍の登山道を登っていくんだが渡渉を4~5回繰り返すからまるで沢登りのようだ。今日は水量も多い。

頂上に行っても何にも見えないと分かっているのに頂上をめざす。山へ登ったら頂上へ登らなきゃ。と若いときに先輩から聞いた言葉を思い出す。何が何でも頂上という登山は卒業したんだけどグループになれば頂上を目指すねと苦笑。ロープの道もなんのその。

雨は冷たく風も強い。この日はカリマーの雨具を持っていたので心強かった。途中で恐竜に出会った。

向こうの方へ行こうとしている。ここはジュラシックパークか。そういえばこの山にも鹿の食み痕が少しあった。頂上へ。

案の定何にも見えません。晴れてたら大パノラマが広がる山なのに。そういえば同じ時期に前来たときには雪がチラホラ降っていたな。今年は異常に暖かい。下山は滑って滑って危なかったが全員無事に下りられた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする