昨日の朝は春のように暖かだった。夕方から寒くなってきたけど驚くほどの寒さじゃなかった。そして今朝起きてみると銀世界だった。南国土佐に雪が降るなんて何かの冗談だろうと思っていたけど、ここでこれほどの雪を見たのは、初めてだ。夏ならばゲリラ豪雨だとラジオで言ってたけど冬の嵐って言ってもいいのかな。誰も踏んでない雪の上を長靴履いてサクサクと歩いていると「雪を蹴立ててサクサクサクサク」俵星玄蕃になった気分。(わかるかな)。それが湿気を含んでない軽い雪だからキュッキュッとなるのが面白い。雪国の人には見慣れてる光景だろうけど土佐人にとっては、まさに異界の入り口に立ってるような幻想的な風景なんだ。
朝からラインが鳴りっぱなし
雪だよ 雪見た すごいよ
こんなのはじめて きれい
なんて驚きのメールがいっぱい
そうだよね
12月の雪はあまり見たことないよね
12月には半袖のTシャツって人もいるからね
今年は寒いんだね
降ってた雪がやむと
冷蔵庫の中にいるような寒さがやってきた
この寒空に
用事があって出かけなくてはいけない
こんなとき和傘があればサマになるんだけどなぁ
と川瀬巴水の版画絵を思い浮かべている
その前に一歩出るかなぁ