フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

ヤタガラスの神社

2013-11-17 08:35:04 | Weblog
昨日は「紅香橋」の紅葉をどう描こうかと思い悩んでいるうちにブログ書くのをすっかり忘れてしまってというよりこの頃よく忘れるのは普通になってるけどあの赤が日本古来の赤ではないから・・・とブツブツ。「ヤタガラスの神社があるから見に行こう」とバジルが言うから見に行った。「本宮神社」と言って格式が高い神社のようだがよく分からない石上神社が分詞されていて天孫系の神社の様子を備えている。日本古来の赤色で印刷された「ヤタガラス」が社殿を飾っていてちょうど七五三のお参りをしている家族が多く参拝されていた。「わーJリーグだ」というサッカー好きの子ももいるだろうな。神話は時の牽制によって都合よく作られるから正しいことは分からないが神武天皇が東征のおり熊野で道に迷ったのをスサノウから使わされたヤタガラスが道案内をして神武天皇の一行を大和にお連れしたということで神の一員になったのかそれとも土地の神が天孫系の神に昇格という形になったのか。勝ったものの歴史だからな。神武は架空の天皇といわれているとしたらヤタガラスも架空か。僕にはヤタガラスはスパイか世渡り上手ないけ好かないヤツとしか思えないのだがおみくじを引くと「大吉」だったので良しとするか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は西へ

2013-11-15 07:39:04 | Weblog
今日は西へ。ケイコフのお見舞いに。いままでと違って少し近くなったから距離的にはラクだけど。回復の見込みのない患者っていうのも結構辛いよね。例えば生命の源の湖が枯渇するのを毎日眺めているだけの無力さを感じるように。それでも何とかと頑張っている生きるとか命の尊さってまったく無駄って思うときに感じるものなんだね。では、行って参ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土佐國本宮 三寶山 高峯神社

2013-11-14 07:29:58 | Weblog
工石 陣が森自然の森の一角にある三寶山 高峯神社に行って来た。前から気になる神社だったので訪れてみたかったのだが陣が森にはこの前も来たけど神社までなかなか足を伸ばせなかった。陣が森の登山口との分かれに高峯神社と→を書いた標識が出ている。道はキャタピラーの跡がついたガタガタ山道。これを行くのかよ?とおそるおそる進む。行けども行けども山道。余人を寄せ付けないように出来ているのかと思いながら進む。木材の切り出し作業場に出る。ここは少しスペースがある。この先の様子が分からないので車を停めて歩く。ちょっと下りるとショベルカーで木の切り出し作業をしてる現場に出くわした。「神社はこの道?」って大声で聞くと「高峯神社?そうだよ」「歩いていける?」「まだ遠い。軽トラで来た?」誰が軽トラや。近頃自己評価と他人評価のギャップが激しい。「他の道ある?」「下にアスファルトの道があるよ。」「分かれ道で登ってきたけど登らないで巻いてる道ね」「そこを安吉まで行けばラクに行ける」あそこに標識出しとけよな。「ありがとう、そっち行ってみる」「あと1本だから待ってたらここ通すよ」と言ってくれたけど引返してアスファルトの道へ。快適。安吉を上がったところに高峯神社はあった。

大きな手水鉢の岩がどんと鳥居前にあって三寶山全体が御神域となっている。ここの頂上に社があるのだ。それにしてもこんな立派な神社がここにあろうとは思わなかった。

鷹の燈篭、直角に曲がった参道。ここは封印された神を祀る神社か。その正体を知りたくて急勾配の参道を登る。

ついに社殿へ

ご祭神はあきらかではないが「土佐國本宮 三寶山 高峯神社」と書いてある。飾り柱が鶴と鳳凰、龍と見事。とても権威在る神社と見た。本宮というからにはここから分祀されて各神社に御霊が祀られているはず。この地は土佐の中でも縄文の神様が多く祀られている土地だからウバ神系の神でもっとも位の高い神が天孫系の天照に匹敵するような神が祀られていたのではないだろうか。時の為政者によって神も天孫系の神と合祀され当時のことは分からなくなってしまっているだろうが下の集落に河内神社があって姥神を1柱だけ祀っているめずらしい神社を持っている。その近くに籠神社、ここは瀬織津姫を封印して祀っている神社があることから考えれば吉野川を大きな龍に見立てれば高峯神社は龍神か蛇神。縄文の神さまが封印され祀られているとこではないだろうか。古代に何があったか。滅ぼされた縄文人の末裔がひそかに形を変え自分達の神を祀り続けたのか時の為政者が祟りをおそれて異神を封印して祀ったのかロマンを掻き立てます。土佐は不思議の国なのです。「土佐人がもっとも嫌うのは権力と格差」ですから縄文の神が多いのも納得かな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪が降っていた

2013-11-13 07:17:18 | Weblog
秋の感覚で山に向かったが山はそれを許してくれなかった。見事な紅葉でつつまれた渓谷

を抜けどこまで行っても紅葉が目を楽しませてくれる道。

この橋は木造なんだよ。しばし車を停めて見とれる。そこから少し上がってカーブを回って紅葉が下に見え始めた頃

急にかき曇ってきてなにか飛んでると思ったら雪だった。熊出没注意の看板の横で写真を撮る

そこから10分くらいで白髪分岐への登り口。ちょっと登ってみたがあまりの急勾配にビビル。そこから5分くらいのところにある白髪山登山口の駐車場に行くと雪が笹を覆っていた。

白髪分岐から三嶺へと予定してたけど軽装備のため中止。雪とは知らなかったなぁ。雨具も持たずにお気楽に来たんだモノ。雪山に入っていけるわけがない。下の紅香橋までおりてもみじ茶屋で買ってきた田舎寿司を食べる。ここの田舎寿司は特においしい。僕はすっかりファンになっていて毎年買いに来ている。メシ食ってたら高松からの連中が来て「あの橋なんて読むの?べにこうばし?」って聞かれたけど正式になんて読むのか分からなかった。「くれないかおりばし」っていうのが僕は好きなんだけど。もう山は雪かそろそろ冬山の準備をしなくてはと思いながら紅い橋を見つめていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

R ピニスト 

2013-11-12 07:38:21 | Weblog
なんて今朝は寒いの。三嶺へ行こうという日に。あさ登山の格好でマルちゃんの散歩をすると寒いの。これが山の気温と同じならもう少しあたたかい格好しなくてはと思いつつ散歩を済ます。僕等はアルピニストのようにより高くより険しくを求める者ではなくごく後ろ向きの軟弱な者なんだから。言わばRピニスト後ろ向きのアルピニストなんだから。より安全により楽しくなんだからちょっとでも自然が厳しくなると後ずさりしてしまう。それでも勇気を振り絞って一歩を踏み出そう。紅葉見物でもいいじゃないかというくらいお気楽に。イッテキマース。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さぁ三嶺へ

2013-11-11 08:43:06 | Weblog
渓谷で紅葉がピークを迎える頃三嶺へ行こうと思い準備を始める。チーム63で来週に行く予定はしてるけど紅葉たけなわの別府峡を見ながらいくのもいいかなと思って今週のうちに白髪の分岐から行こうと思う。今年は寒くないからなんか勘が狂ってしまう。今回はウルトラライトをテーマに荷物をなるべく軽くし山を愉しむ感覚で行こうということになった。バーナーとコッフェルのセットの重さは570gフードコンテナが230g飯を入れても300から350gかなじゃぁフードコンテナにしよう。これに魔法瓶を持ったとしてもバーナーセットと水より軽いのか。頂上で淹れたてのコピは飲めないが温かいご飯とお茶はかくほできるのか。といろいろ考える。さぁ三嶺へ。さてどうなることやら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NEW

2013-11-10 07:56:15 | Weblog
昨夜、普段なら寝てる時間だけど「足る山の滝」の絵を描いていて気に入らないので乾くのを待って直していたりしてたもんだから11時を過ぎてしまった。気分転換にテレビをつけたらNHKで「ポールマッカートニー」という番組をやってたのでついつい見てしまった
ビートルズについても詳しくないし音楽は門外漢だしましてやポールっていわれてもビートルズの中の目立ちたがり屋くらいにしか知識がなかったんだけど認識を新たにしました
彼の詩はすばらしい。レノンと思ってたけどポールがビートルズの屋台骨だったんだね。音楽はチームワークだから彼だけでもいけなかっただろうけど顔に似合わず才能あったんだ。こんなことビートルズファンなら誰でも知ってることだろうけど。彼はいまでもビートルズなんだね。彼の今の曲「NEW」を聞けばそれがよくわかる。やさしいメッセージソングをビートルズ調の曲にのせて歌うからこの僕でさえ引き込まれてしまった。彼がビートルズの核だったんだろうからビートルズ調というのもおかしいのだろうけど(異論がある人もいるだろうが)Then we are Newって彼が言うとそうなのかと思ってしまう。71歳って言ってましたっけ。まだまだこの人は活躍するだろうな。より高くより険しくを求めるアルピニストのようだから。we've got nothing to lose・・か・・・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加齢少年

2013-11-09 08:29:44 | Weblog
急峻な山道で足を止めて紅葉を見る二人。目はキラキラと輝いてまるで少年のようだ。ちょっと歳はとっているけど。木々の間を通ってくる光が二人の歳を消していく。

「加齢少年」というタイトルの絵だ。本当は二人ともゼーゼー言って道をまたいで休んでいるんだけどその時二人の表情に少年をふと垣間見たような気がして絵に描いた。歳を重ねただけで何にも変わっていない。GPSなんか山で使って若者ぶってはいるけれど太陽を見て行き先を知り草をとばして風向きを知る山の水を飲み木の実を食べ遅くまで裏山で遊んだ少年の時のままだと書くと野生児のようだが僕等は大なり小なり自然という不思議の世界で多感な少年時代を過ごしているのだからそんなにかけ離れてはいない。男は少年のまま歳を取っていくのかそれとも歳を取って少年に戻るのか。僕は、前者のような気がするんだけど。このときのコイツラ二人の会話はね、「おい、アイツどこまで降りたんだ。最近何もかも忘れているからな」「ボケたか」ちょっと下りたら岩屋があるからと誘って下りたんだけど岩屋は200mくらい下だった。そのことをぜんぜん覚えてなくて岩屋があったということだけ覚えていた。「もう止めようぜ、もっと下だった」とまた急な坂を引き返したんだ。這うように。みんなキャッキャッと笑いながら。バカは年取らないのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

kokoro偽装

2013-11-08 08:18:05 | Weblog
有名ホテルのレストランや有名デパートでの食材偽装。高級アワビと表示して実はロコ貝だったり牛脂で成型した肉をステーキとしたりハルサメをフカヒレとしたりいくらサメが同じだからと言ってとも思ってしまうのですが。これは、虚偽でも偽装でもなく詐欺ですね。ずっと昔からやってきたのでしょう。何をいまさらと思いながらシバエビヅラして「心よりお詫び申し上げます」なんて腰を深く曲げるからバナメイエビだとわかってしまう。「世間がウルサイからさっさとあやまっとこうで」くらいなもんで事の重大さはまだわかっていない。詐欺だということになれば少しはわかるのかな。「騙されるやつがバカなんだよな。あの有名なグルメ評論家なんて能書きたれてウチの成型肉ステーキ食ってたぜ。そんなヤツに謝らなきゃいけないのかよ」なんて思いながら腰を曲げるから「心も偽装なんだこの人たち」と思ってしまう。正直者がバカを見る世の中ではいけないのだ。食糧庁か農林省かしらないけど無駄飯食ってる輩が普段から仕事してないからこうなるんだこれじゃ、どこかの近くの偽装の国と変わらないね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デイパックが欲しい

2013-11-07 07:49:05 | Weblog
このところ歳だからなるべく軽いものをとパッキングのときには気をつけてます。日帰り登山にはミレーの14ℓのもので済むようにしてましたが少し寒くなってきたのでもう少し大きいザックが欲しくなりました。それも軽量の。20ℓくらいの大きさのものが。さっそくスポーツ店に見に行きましたらあるわあるわこのできたばかりのスポーツ店のアウトドアコーナーの充実してること。いろいろこの際ですから背負ってみました。不思議なことにグレゴリーが見当たりません。それでもいろいろあるうちからカリマーとマムートが気に入りました。重さも値段も似たようなものです。重さは気に入りましたが値段はボクにとっては高くて気に入りません。ネットで安く手に入らないかなと思って調べてもらったけど同じでした。日本シリーズ優勝でポイント10倍セールの楽天でも値段は変わらない。ポイント10倍につられてクリックするとなんと売り切れだって。あのマンモスのマークけっこう人気なんだね。世の中格差が進んでいるんだね。僕にとって高いものを平気で買い漁っていく富裕層がいるんだ。彼らが庶民のささやかな夢を打ち砕く。金にモノを言わせて。オレの10倍ポイントを返せ。とデイパックで悲劇のヒーローを演じる自分に酔ってました。さぁ、予算の工面をしなきゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする