なかなかブログに書けないけど、俳句の鑑賞は、ぼちぼち続いているのでした。少し前のNHK俳句より。
伎芸天の句・・・秋篠寺の伎芸天ですね。容姿端麗、器楽の技芸が群を抜いていたとのこと。静かなお堂の中に、静やかに浮かび上がる女神像。なんて素敵なんだろう。女神様のご加護がありますように。
春灯(はるともし)の句・・・「はるともし」と読ませるところが、なんだか新鮮。若者の生き生きとした感じが出てる。
嬰の句・・・嬰児という言葉もあるぐらいなので、確かに「やや」ですね。春の灯、赤ちゃん、さくらいろ、あと、嬰の字には、貝殻の首飾りの女の子のイメージもあり、なんとも心が和む取り合わせではないか。
ちなみに、音楽の世界で半音高いという意味で使われる「嬰」、起源は中国、雅楽にあるんですね。少し賢くなった。
春灯の影置き給ふ伎芸天 (鳥栖市 野田たけし) これからの夢語り合う春灯(はるともし) (千葉市 宇田川敏二) 春の灯や ねむれる嬰(やや)のさくらいろ (詠み人知らず) |
伎芸天の句・・・秋篠寺の伎芸天ですね。容姿端麗、器楽の技芸が群を抜いていたとのこと。静かなお堂の中に、静やかに浮かび上がる女神像。なんて素敵なんだろう。女神様のご加護がありますように。
春灯(はるともし)の句・・・「はるともし」と読ませるところが、なんだか新鮮。若者の生き生きとした感じが出てる。
嬰の句・・・嬰児という言葉もあるぐらいなので、確かに「やや」ですね。春の灯、赤ちゃん、さくらいろ、あと、嬰の字には、貝殻の首飾りの女の子のイメージもあり、なんとも心が和む取り合わせではないか。
ちなみに、音楽の世界で半音高いという意味で使われる「嬰」、起源は中国、雅楽にあるんですね。少し賢くなった。