みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

●レッスン 悲愴ソナタに挑戦

2008年05月27日 | ピアノレッスン
夜、いい季節なので、自転車を走らせてレッスンへ。夜風が気持ちいい。
今日は、川上弘美さんの本のおかげか、すこぶる体調の良い日だったのだけど・・・。

・チェルニー40-34(左手の練習)
×。難しい。煮詰まってる・・・。
目標の高速のフォルテでバシッと弾ける左手は、遥かに遠いなあ・・・。
ただでさへ動きが鈍い左手に鞭を入れて、頑張ってみるのだけど、ゴチゴチに力が入って、身動きがとれないぐらい、ひどく疲れてしまう。
理想の脱力奏法とは、まるで正反対・・・。と分かっているけど、どうしようもない・・・。
いつの日か、筋肉や柔軟性、敏捷性がついてきたら、脱力して弾けるようになるだろう!という一縷の望みにすがって、練習、続けるしかないなあ・・・。
見通しが、まるで立たず、五里霧中。
先生の言う、リズム変奏がどこまで有効かは、半信半疑・・・。

・ベートーヴェン「悲愴ソナタ1楽章」
譜読みをはじめて1ヶ月。ようやく、半分まで、たどたどしく弾く。
先生の感想は「モーツァルトみたい」で、要は、ぜんぜんベートーヴェンらしくないということか・・・。
自分の用意した楽譜は、春秋社の園田高弘氏校訂のもの。ペダルは少なめで、もっと踏んでいいとのこと。
自分は、フォルテの長い音を、しっかり伸ばし切らず、浮かせて、次の音に移ってしまう悪い癖があるので、まず、そこを、直さないと・・・。

さすがにベートーヴェンのソナタともなると、いろいろ指摘してもらえて、身になるレッスンだった。

ピアノのせいにするのは良くないけれど、教室のピアノがあまりに酷いので、がっくり。

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
門馬 則雄,川上 弘美
平凡社

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コメント (4)
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