みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

卵一個ぶんのお祝い。

2008年05月31日 | 
どこかずれてて、ぼんやりしてて、なんだか可笑しい日記。
ずれ加減が絶妙で、大好きだな。いい味が出てるな。ほとんど嗜好品に近いんですね。川上弘美さんの書くものは。

日記の半分くらいは、食べることのような・・・。食べることは、由緒正しいストレス解消法であることが、わかる。
あと、なぜだか旦那さんが出てこない。子供は出てくるのに、旦那さんはただの一行も出てこない。なぜだろう?

川上さんは、芥川賞の選考委員でもあるわけで、日本の文壇は、なかなかに健全かも?
短くて、すぐ読み終わってしまった。もちろん続編も読むとしよう。


(ほのぼのとしたイラストもいい感じ)

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
門馬 則雄,川上 弘美
平凡社

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東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))
川上 弘美
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コメント
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