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みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

To The New World

2016年10月02日 | オーケストラ
この日は、自分の所属する市民オケの演奏会でした。
本番は、無我夢中だった。
楽しんで弾けたところもあったけれど、弾けるはずのところが、落ちてしまったりで・・・、相変らず、本番に弱いのだ・・・。

終えてみて思うことは、本格的なオーケストラの曲を、レイトスターターの自分が、そうやすやすと弾けるわけはないと言うこと。

一番、易しいアンコールの曲が、一番弾けなかった・・・。
(だって、前日の練習で、初めて合わせて、ボーイングが回ってきたのは前日の夜だったのだ!)
一番、バシッと弾きたかった、新世界 終楽章のフィナーレも、わけが分からなくなってしまった・・・。
ピアニシモの所は、どうも自分の音が浮いて、汚してる気がして、ビクビク・・・。腰が引けてしまった・・・。

などなど、かなり不本意・・・。。

でも、よくやったとも思う。
1年前の今頃は、オーケストラで弾く日が来るなんて、これっぽちも思ってなくて、
昨年12月に、初めて譜面を見て、その難しさに、それこそ絶句!だったわけで・・・。

本番の演奏はともかくとして、シンフォニーの裏側を覗けたのも、とても興味深かった。
ステンドグラスの美しい大聖堂を、外から眺めるのと、大聖堂の中から見上げるぐらいに、違いがあると思う。
弾いてみて、初めて気付かされた内声や楽器の掛け合い。ニッチな「ここ好き!」

原始と近代の融合する新世界は、惚れ直した。
始めの頃、なんじゃらほい?だったカレリアの3曲も、すっかり好きになった。

以上は個人的な感想。
オーケストラ全体としては、出来栄えは、奇跡的に良かったみたい。(トレーナーの先生、打ち上げで、涙ぐまれていた・・・。)

団を引っ張る、指揮者の先生も、トレーナーの先生も、本当にいい方で、オケの雰囲気は和やか。いい感じでやらせてもらえた。
若い人と接すると、気持ちも若返るし・・・。
いいオーケストラに巡りあえて、潜り込めて、本当に運がいいと思う。
誘ってもらえた友人に、改めて感謝!

・シベリウス/カレリア組曲
・バーンスタイン/ウエストサイドストーリーメドレー、マンボ
・新世界
・ラデッキー行進曲

@熱田文化小劇場




箸にも棒にも掛からなかった新世界の1楽章も
10ヶ月粘って、奇跡的に、改善したのだった。

さぁ、次は、ベト7と惑星へ!
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2 コメント

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Unknown (もりーち)
2016-10-07 19:06:43
お疲れさまでした。
とても良かったですよ。
弦の音色に気になるようなことは、全くなかったです。

私としては、聴くことしかできないシンフォニーの演奏側に居られることが素晴らしいです。

次はベト7に惑星ですか!
これもまた楽しみなプログラムですね。
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Unknown (そらみみ)
2016-10-08 06:38:11
もりーちさん
ありがとうございます。
舞台で弾いてると、自分も周りも、小さな雑音を立ててしまってました。
あれは、どのくらい、客席に聞こえているのかな?と不安でした。。

自分は、不本意でしたが、周りの皆さんが、頑張られていたので、ほんと、よかったです。

ベト7はフレッシュな、このオーケストラにぴったりだし、
惑星では、金管系がパワー全開になりそうで、楽しみです。
さっそく木星をさらっていますが、前途多難のような・・・。(笑)
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