みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

初KOKIA

2008年05月11日 | ライブ&コンサート
午後、栄ミナミ音楽祭へ。
昨日に続き、山マキさんの音楽を楽しんだ後、KOKIAのライブへ。



屋外なので、そよ風が気持ちいい。時折、照る日差しがまぶしい。
KOKIAさんの、艶、芯のある美声で、群を抜く歌唱。素晴らしいとしか言いようがなく、説得力がある。真っ直ぐに響いてくる。
それに、人柄がよいではないですか!お茶目で可愛らしく、なんてチャーミングなんだろう!この世には、こういう素晴らしい歌姫がいるんだなあ。嬉しくなる。世界と素直に順接で繋がっているのは良いなあ。はだしの歌姫に光あれ!

風薫る貴き声に包まれて
(そらみみ)

実は、KOKIAの存在を初めて知ったのは、10年前のあるメーリングリストでのこと。遅すぎる初ライブであったのでした。

The VOICE
KOKIA
ビクターエンタテインメント

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pearl~The Best Collection~
KOKIA,Glenn Frey,Don Henley,澤近泰輔,中西亮輔,妹尾武,華原大輔,塩入俊哉,五十嵐“IGAO”淳一,林有三,KOKIAn’s
ビクターエンタテインメント

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尼ヶ坂へ。山マキ レコ発ライブ

2008年05月10日 | ライブ&コンサート
夕方より、尼ヶ坂のライブへ。
山田晋吾とマキノリョータ(通称山マキ)の3rdアルバムレコ発ライブ。
記念すべき30名の一員になれたわけだ。今回は特等席で、間近で生のアイリッシュ?、恵まれてる。
食事も美味しく頂き(タリアテッレ、ラザニア、テリーヌら、美味)、歓談も楽しませて頂いて、和やかな時間となる。

行くときも、帰るときも、春の雨だったなあ。
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エントロピー増大の法則?の夢

2008年05月10日 | 雑記
夢を見た。
混沌の光に満ちたまみどりの海の中を漂っていた。万物が、恐らく昼も夜も、言葉も時間も、すべて溶けて、隔たりがなくなったような海を。
命を受けた羊水の中?最初の生命が誕生する原始の海?宇宙誕生前のビッグバン?神が光と闇を分かつ前?
とても心地よく、解放された感覚で、なかなかに素晴らしい体験だった。

思うに、見ていた夢は、すべての境界が取り除かれ、溶けて、混ざっている状態。
云わば、熱力学の第2法則(エントロピー増大の法則)の行き着く涯。自然の理に適った状態が心地良いのは、至極当然かも?と思ったりする。

・心を入れる肉体はエントロピー増大の法則に抗する宿命を負っているとはいえ、せめては、心が、エントロピー増大則に従っている時、生命は心地よさを感じるのかも?
・生きていく中で見舞われる苦難の原因は、生命がエントロピー増大の法則に抗う存在だからなのかも?
・強力なエントロピー増大則に、最小限のエネルギーで立ち向かう術が、自然法則に素直に従うことか?それこそが「美」?自然であることと「美」は同じ意味・・・。

古から語り継がれる自然賛美の話、なんとなく腑に落ちてきたような・・・。

(自分のエントロピーの法則、数式レベルで科学的に理解しているわけではく、「秩序から無秩序へ」ぐらいの理解です・・・。)

(参考)
エントロピーと秩序
エントロピーと秩序―熱力学第二法則への招待
ピーター・W. アトキンス
日経サイエンス社

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花繋がり

2008年05月09日 | 
瀬戸内寂聴「秘花」を読み進める。能の創始者?世阿弥の話。難しい漢語がたくさんだけど、芸の道を極めた男の話は興味深い。
ちなみに本書でさかんに引用されているのが「風姿花伝」で、少し前に出た川上弘美さんの新作が「風花」。
不思議な「花」符合。「風化」を読むと、また別の花繋がりが現れてくるんだろうか?

秘花
瀬戸内 寂聴
新潮社

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現代語訳 風姿花伝
世阿弥
PHPエディターズグループ

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風花
川上 弘美
集英社

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農作業の事後談

2008年05月08日 | 日記
筋肉痛の中、職場復帰。8時間の山歩きでは、へっちゃらだったのに、2時間の農作業で、太ももの付け根など、筋肉痛に襲われてしまう。
筋肉の使われ方、なかなか奥が深い。
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農作業の日

2008年05月06日 | 日記
5/6(振替休日)は、家庭菜園の手伝いとなる。市から借りたばかりの農園は、かなり荒れていて、やぶがらしやスギナの根がはびこっている。
ひたすら鍬をふりおろし、土を掘りあげては、根っこを引き抜いてゆく。思いっきりよく大地に鍬を振り下ろすのは、なかなか爽快。
ただ、2時間作業して、開墾できたのは二畳ほどで、この日も、生産性、すこぶる悪し。
あと、ぶっといミミズ君たちに、残酷な仕打ち(ちょん切ってしまう)をしてしまったことは、後ろめたい。
ミミズは半分になっても、生きていけるのか?調べてみるが、はっきりしない。ただ、彼等がかなりユニークな生態をもっていることは分かる。
この日も全身疲労のおかげで、9時には眠りに就く。
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ピアノの日

2008年05月05日 | 日記
5/5 こどもの日は、終日、ピアノを弾く。ピアノの会が近いのだけど、まだ弾く曲が決まらず、何を弾くべ?といろいろさらう。
弾く曲をさっさと決めて、練習に打ち込めばいいのに、まるで見込みのない曲の練習に夢中になったり、脱線ばかりで、生産性、すこぶる悪し。
前日の山の筋肉痛は、皆無で、筋力アップの手ごたえありだが、弾きつかれてヘトヘト。よく眠れる。
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越前は経ヶ岳へ

2008年05月04日 | 
5/4のみどりの日は、5時起きで 福井の山に出掛ける。経ヶ岳へ。(このへん)1600mそこそこなのに、なんとなくアルプスの高峰を思わせる風格のある山だった。
新緑が美しく、ネイチャーフォトに興じる。イチリンソウ、キクザキイチリンソウ、イワウチワとも、ご対面。
しかし、気温が高かったせいか、けっこうバテる。下りの途中からは、麓でアイスクリームを食べることだけを励みにして、ひたすら歩く。
途中、ギフチョウが婀娜めいた舞いを見せつつ、先導してくれる。
今回、帽子を忘れてしまったのだけど、日焼け止めを塗ったら、終日快晴であったのに、ぜんぜん焼けない。日焼け止めクリームの性能に驚く。
標高差1000mの登降、終日歩きどおしだったので、ヘトヘトで、よく眠れる。


イワウチワ


イチリンソウ


キクザキイチリンソウ
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八日目の蝉

2008年05月03日 | 
連休後半初日、お天道様には申し訳ないなと思いつつ、止まらなくなってしまい、読了。
逃避行の中、幼子を思う母の切なる愛情が胸を打つなあ。
愛らしい姪に恵まれたせいかな?どうも、涙腺が緩くて、いかん・・・。
小豆島の美しい自然、言葉も、いい感じだ。

帯にある
理性をゆるがす愛があり
罪にもそそぐ光があった

は、まさしく、うまく言ったものだと思う。
母子愛だけで終わらず、不運にも、はみでた人生を余儀なくされている人々にも光を当てているところも、良いなあ。

角田光代さんの文章は、すっきり、清清しい。本当にいい本に出会えたと思う。
子に恵まれない方には辛い話かもしれないけれど、かなり、お勧めですね。


八日目の蝉
角田 光代
中央公論新社

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