今朝は雪でなく、気温が高いのか雨降りの当地です。。
時間が出来たので、
座敷の「床の間の設え(お軸)」変えてみました。
今の時期にピッたし「一堆新雪暁寒加」のかけ軸。
(一かたまりの新雪、暁に寒さ加う)七言絶句
独特の筆運びはなかなかの迫力、一見竹筆で書かれたような。
「化堂」は、勝山旧藩主八代小笠原長守候の号・直筆。
ご先祖からの伝わっている「お軸」のひとつ。
大切にしている一軸です。
小笠原家は、1691(元禄4年)年7月22775石の領地で
幕府の命により、美濃高洲から勝山へ移封、
藩士168家・卒、足軽88家、256家が
殿さまともに高洲から勝山に。
藩士のかたわれであった、我が家のご先祖も。
漢詩なのに横書きとは・・・、ですが、読み方を書いたため失礼します。
一堆新雪暁寒加 (一かたまりの新雪、暁に寒さ加う)
何料早逢春物嘉 (何料らん、春の様子に早く逢う喜び)
若無酬謝驚人句 (こんな喜びに価値が無ければ、人はお驚くでしょう)
奈此天魁数点花 (すべての場所に、あまたの雪のような花を点ぜん)
峰恵サさんにお礼として、早春に、絶句(四行詩)を添えんとす。