tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「左義長のぼり旗」ひらめく。

2015年02月13日 | 当地の催事・行事など

いよいよ近くなった「勝山左義長」。

市内へはいる国道・県道数箇所にこんな旗がひらめいています。

地元では「さぎっちょさん」、櫓の有る区では

一段とお囃子や踊りに力が入るもののようです。

 

そもそも「左義長」祭りは、幕藩地代からの伝承の祭りと申し上げましたが。

基本、神事行事なのです

祀りのご神体は「歳徳神(としとくしん)」その歳の初めに祭る神様、

五穀豊穣を願う神様です、この前に「生木の松飾り」があり

ここに「三角形の火打ち袋」を吊り下げる、

すなわち火防の神様をも祀っています。

 

勝山は幕藩時代から数回の大火に襲われ、

明治29年には旧町の80%が消失するなど、

火防を願う思いが強くなり

「左義長」祭りも盛大に成ってきたとも云われています。

 

我が家も殿様の移封に付いてきて当てがわれた藩士屋敷(家中)も

このとき全消失、現在の土地に移ったようです。

市内の寺院もほぼ全焼、今市内の随所に立てられている寺院は

 このときに消失し再建されたものです。

 

今「左義長」祭りは観光・町興し。

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