「サルバドール・ダリ」は、高名なスペインの画家
くらいの知識しか有りませんが、
その異色の行動(奇才)や絵には伝説のある方だと、改めて知りました。
その数230点、見ごたえの各画で、引きつられて気が付けば
2時間がたっていました、かなり急いで居たのですが
しっかり鑑賞したことになりました。
ご存知の方は、普通かもしれませんが、
全編に渡る絵は、抽象、具象、彼の頭に見えるものが絵になっているものでした。
不思議なのは、チラシにも見えるように抽象画の中に
「本物の蝶蝶」がそのまま描かれています。
ここ数年、我が家の庭に来ている「ひょうもん蝶」
も描かれ、外国にもいることを知り嬉しい思い。
昨年庭に来た「ひょうもん蝶」です。
又230点の中に3点、日本昔話と題された
「花咲じじい」「湖山が長者」「六地蔵」も有り、
1976年(昭和56年)の作とありますから、この時期日本にいらしたのか・・・。
日ごろ芸術には縁の無い私ですが、
今回の展覧会は強烈に心奪われるものでした。
この企画、早朝「坐禅会でお世話になっている義宣寺住職氏」
の配慮で招待された物でした。
感謝、よかった。
於、福井市美術館 3月29日まで。