3月15日は、座禅会に参加させていただいている
義宣寺(福井県勝山市)の「涅槃会」。
これはお釈迦様がお亡くなりになった日を想う日として仏教寺院では
色色な行事が行われています。
「涅槃」という言葉は難しいですが、
掛け軸の絵「涅槃図」は、ご覧になったことはありませんか、
2月15日がその日なのですが、当地では、1ヶ月遅れの
3月15日がその日とされています。
檀家や近隣のかたがたが集まるのですが、
私も「早朝坐禅会」のメンバーとして
始めて参加。
住職・老師、今一人の僧と3人での法要。
全参加者、般若心経を5回唱えて、「涅槃図」に向かって
お線香を上げさせて頂き、法要に参加した全員の名前のお祈りを受け、
その後、住職・老師の順に法話。
真っ赤は法衣をつけられ,赤色の蝋燭がたかれ、
一見華やかな会でもありました。
ことに、昨年なくされた老師ご母堂様の事が思い出されたか、
老師の思い入れが声色、法話の中に感じられ、胸打つ会の経験でした。
その後「団子まき」、
5色の団子の謂れ、そしてこの形は「お釈迦様のお骨」、
厄除けの効果など。
さて、いよいよ「ひらうぞ」と思っていた矢先、
老師から「坐禅会の代表で団子まきしてください」とのこと。
沢山のお団子でしたが、まく側ではひらうことも出来ず、残念。
お参りは、高齢者ばかり、散くというより、
しっかり配布するまき方でした。