
陶芸教室へ仲間入りしてもうすぐ2年が過ぎる。毎回、20数名の会員が参加し、賑やかな会話を交わしながら粘土をこねている。こねるだけでなく作品も作っている。
いつのまにか使用する作業台が自然に決まったようで、私はいつも№8の台を使っている。作品作りに使う用具は各台ことに所定のケースに収められ、使用後は洗って収めることになっている。
粘土をこねる前にいつものように用具を取り出して驚いた。真白なケースに種類ごとに1本1本並べられている。いつもはグループ一握りという収め方しかしないし、それしかお目にかかっていない。
よし作るぞ、そんな気持ちにさせてくれる用具ケースの中だった。2作品を作った。釉薬も一応イメージしながら何とか納得した形ちになった、と思っている。2週間後に素焼きに出会える。
前の利用者がどこの誰か知る由もないが気持ちよく作品作りが出来たことに感謝しながら、丁寧に水洗いした用具を使い初めと同じように収めた。いつにもまして気持ちよい教室だった。
(写真:前の使用者の人柄が偲ばれるケースの中)
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