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♪村の鎮守に神様の 今日はめでたいお祭日
どんどんひゃらら どんひゃらら どんどんひゃらら どんひゃらら 朝から聞こえる笛太鼓
秋は祭りの時期。子どものころお祭りといえば神社を中心に行なわれる祭礼がほとんどで、豊作や大魚、健康や成功などを祈るものとしていた。「村祭」の歌のような祭りは少なくなった。
もうひとつは厳粛な祭礼とは異なり、お祭りの期間だけは普段味わえない経験ができたり賑やかさや活気、それがお祭りは楽しいと思わせたのだろう。
とはいえ10月は神無月と呼ぶ。出雲で開かれる神サミットに八百万の神が集うためほかの地では神不在が起きている。神が留守の間に騒ごうなんてことが祭りの起源てことは無いだろう。
近年、神社仏閣を中心とした「祭り」や「まつり」は事情があって賑わない。かわって「フェスタ」が増えた。フェスタはイタリア語で「祭りや祝祭」などの意味があり、洋風な言いまわしになった。フェスタの多くは神社仏閣などとは縁の無い催しのようだ。
氏神様の祭礼の日は細い藁縄が軒下に張られ、それに真白な御幣がつけられる。子どものころはこの手伝いをした。通りの両側に並んだ御幣を眺めると、日ごろの腕白がその時期だけは静かになった。
日本家屋と白壁と御幣、タイムスリップしたような光景に出会いほっとする。遠くから焼イカの匂いやかき氷の音が聞こえてきそうだ。
毎朝、ウオーキングの帰り、昨日の無事を感謝し今日の安泰を願って氏神様へ2拍している。その氏神様の祭典が終わった。
(写真:あまり見かけなくなった厳守なお祭りの光景)
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