日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

価格競争

2009年10月18日 | 生活・ニュース
               

報道によると安値売りが全国な傾向のようだ。TVや折込広告の価格を見ると、これまでの価格に偽りがあったのか、という疑念を抱かせる感がある。身近なスーパーでも同じ傾向だ。

消費者にとって適正な利潤を確保しての安値競争なら歓迎する。ただ安値の結果、経営が成立たなくなると困るのは消費者自身ということになる。

目を引くのが弁当とジーンズ。ユニクロの990円から始まって今はドン・キホーテの690円のという。クラボウはデニム生地の糸を生産する岡山工場を6月末に閉鎖したという。ボブソンも撤退するそうだ。ジーンズを穿かないので分からないが、690円の品と従来品の差は無いのか知りたい。

何度も「定休日」という立看が目につく。スパーなのに定休日の多い店だ、そのくらいにしか思っていなかった。あるときその近くの人と話したら「永久に定休日」と教えられた。

閉店の事情を知る由もないが、その人はちょっと不便になったという。そのスーパー以外にお店の無い地域。個人商店はとっくの昔に無くなった、別のスーパーなどに行く手段の無い人、特に高齢者はお困りだろう、とも話してくれた。

大型店舗は地域の小売業や個人商店を淘汰したことを現実に見てきた。その責任をどう果たすか、経営と企業責任の難しさ、これを乗り越えて欲しい。

(写真:今日も明日もたち続ける定休日の看板)
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コメント (8)
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