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今年もあと2ヵ月と少し。おせち料理のご予約コーナーが地方のスパーにも出現した。といってものぼりが立てられ見本の写真が貼られているだけで、時期として早いのか、不景気だからなのか、専任の担当者の姿はない。立止まって写真を眺める人もまだ見かけない。
そういっても日本の正月には欠かせないのが干支。来年は「寅」年。干支では寅とくが、年賀状の絵姿は虎が使われる。寅は方位や昔の時刻の呼び名で賀状にはなじなまい。私の起床時間は寅の刻。
そのトラ作りに参加した。見本を身ながら粘土でパーツを作る。胴に頭をのせる。羽織を着せ襟をつけて帯を書く。次が難関の顔作り。目と鼻をつけ口を切り込む。耳をつける。特長である縞模様をつけて完成。
家族連れで陶芸をしていた子どもたちが「ワー面白そう」と寄ってきた。猫と言われないことを祈りながら「何に見える」と聞いた。一番上の子が「トラ」と即答してくれた。子どもは正直だからと心底「ホット」した。
素焼きして色づけして釉薬をかけて完成までにはまだ時間がかかる。「虎は千里往って千里還る」と勢いが盛んな様子言い表す。来年はぜひ勢いのある日本にして欲しい、そんな願いもこめて2頭作った。
(写真:愛嬌の感じられる見本のトラの後ろ姿)
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