日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

根性花

2014年11月16日 | 生活・ニュース


 とうとう咲いた。どこからやってきたのか分からないが道路と私有地の境界石の隙間から姿を見せ始めてどのくらい過ぎたろうか。 わずか10センチくらいの背丈だが3個の花を咲かせたのはツワブキ(石蕗)。世間ではそろそろ終わり近くなっているが、最低気温一桁になっているが「根性」のあるところを見せた。

 ひと時、こうした写真や話で賑わったことがある。どんな困難や苦境にもくじけない強い気質。それは持って生まれたものなのか育った環境の中で育まれたものか分からないが、大方の人から称賛される。根性があると精神的に強く、気力がしっかりしている。そのことで何事に対しても行動が意欲的に見える。反対になると、集中力が欠け物事が長続きしなくなる。

 テニスの錦織選手の試合をTVで観ていて思う。試合時間は普通で4時間前後と長く、これを一人で戦う。相手の攻撃中はベンチで控える野球とは異なる。粘り、メンタル、我慢、気丈夫、気合、意欲など古くなったど根性の言葉を思い出す。そして、本当にテニスが好きなのだ、と思わせる。試合後の爽やかだが次の試合への意欲的な言葉に根性ある姿を感じる。

 本当に小さな路傍のツワブキは児童らの通学路で咲いている。でも、踏まれることなく初冬の陽を浴び数日が過ぎた。見ていると元気が貰えそう。博識の仲間から聞いた「ツワブキには多くの薬効がある」という話を思い出した。はれもの・できもの、湿疹など嫌われものにいいとある。これは体内の毒気を抜いてくれるから効くという。それなら今からでも使ってみたい。
コメント
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