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ある幼稚園の前で、年中さんくらいの女の子の手を引いた女性から「○○保育園はどちらでしょう」と尋ねられた。「そこの橋を渡り終えると正面に2本の銀杏が見えます、そこが保育園です。」と教え、さらに「信号を渡って左へ、次の角を右折したつきあたりです。ここからだと5分くらいです」と橋の方角を指した。尋ねられた保育園に自分は目をつむっていてもいける場所なので説明が粗雑になっていなかったか、後から思い返した。
「どう行ったらいいでしょうか」と道を尋ねたことも尋ねられたこともある。教えられた時の経験から、尋ねられたとき、分かればおおよその距離を伝える。右に行って左に曲がって、そんなときは目安になる看板や建物を案内する。通り過ぎる信号機の数も参考になる。公共施設ならこのくらいで済む。分からないのが個人住宅の「丁番号」を言われたとき。旧町名が分かれば何とかなるのだが、先日は交番を教えた。
現役のころ、都内のある会社を訪問した時の話。指定された地下鉄の指定された駅で下車、指定された出口の階段を上り地上に出る。そこで訪問先へ携帯電話をかけ、指示通り渡ったり曲がったりする。そのたびにビルの名前やTVで見たことのある看板などが受話口から聞こえる。目的のビルが見えたときホットした。今ならスマホが案内してくれるのだろうが、当時は携帯電話の便利さを感じた。
道案内に限らず、何事にも目印や目標があるとそこへ進みやすくなる。今年の最大の目標になっている第3回岩国検定試験が10日余り後にせまった。問題は印刷済で厳重に保管されている。新しい試みとして「いわくに通になろう」のテキスト本をCD化した。申し込みいただいた受験者の中に予期せぬ驚きもあるようだ。1年続いたいい目標だった、気持ちを引き締めていいゴールとしたい。