日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

霜焼け

2021年12月14日 | 自然 季節

 天気予報も冬に入ると「霜注意報」は発令されない。3月中旬頃になると「農家の皆さんおそ霜に注意」と促される。「遅霜にやられた」という話は何度も聞き覚えがある。霜は作物や農家にとっては、大きな痛手を加える、野菜の新芽が霜に出会うと大打撃を受けるという。素人でもそうだろうと思う。

 そんな霜の力を共同農園作業の日、何年年ぶりかに目にした。先月、青々とし、その生り具合に驚いたピーマンが残らず立ち枯れしている。農業経験ある仲間から「これは霜にやられた、人ならおお霜焼け」と笑う。私は霜焼けの経験がないが、霜焼けした人の手は赤くはれるようで「痛がゆい」とも聞く。強い寒気のせいでなるのだが、焼けるという表現はどこからの由来だろう。

 「霜は、空気中の水蒸気が冷やされて、草などに凍りついてできた氷の結晶です。最低気温が4℃以下になると、霜の降りる可能性があります」、これは子供向けの霜についての説明だが、高齢の私にもよくわかる。霜も雪のような結晶に見えるが氷の結晶だった。雪は空から降って来る、霜はそうではないが降るという。いろいろ困ることはあるが、早朝のウオーキングで霜景色もいいものだと撮っている。

 霜と言えば霜柱も思い出す。子どもの頃はいたるところで霜柱は見られ、踏みつぶしてバリバリという音を楽しんだことを思い出す。道路はコンクリートやアスファルト舗装となり、見かけることが少なくなった。寒い、冷たい、震えるなどはその時々に合わせて使う。雪も霜もそんな一つで冬の姿を守り続けている白い結晶、大事にしたい気がする。
コメント (1)
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