列島は北から南まで日本海からの筋雲に覆われている。山陰の日本海側から北は予報通りの大雪に見舞われた。広島市から周南地域を経由して我が家にくる人が時間を過ぎても到着しない。高速道が雪で、かと思うがその情報はない。高速を降りて一般道の凍結と混雑で遅れたという。タイヤ交換していない車が結構あったようだ。
報道映像で見る各地の豪雪の様子、それは生まれてからこの方、瀬戸内沿いに住む者には恐ろしいと感じる短時間での降雪のようだ。北海道在住ブロガーの記事に、委託した家の前の除雪が早朝3時に済み、ひと眠りして8時に外へ出たら30㌢積もっていたとある。さらに車庫の屋根には60㌢、これの除雪に2時間とある。本格的な雪とのいくさ、これからが本番だ。
昨夜、Y!天気が「23時ころから雪」と報ずる。雪景色を期待して床に就いた。今朝5時、新聞を取りに玄関を出る。雪の気配はなく頭上には、期待を裏切って申し訳ないと半月が見下ろしている。明るくなって見ると、お印ほどの雪がプランターや庭木の葉に姿を残していた。
子どもの頃には、雪景色らしい積雪も珍しくなかった。積雪の最高は中学2年の冬、膝くらいの積雪を記憶している。そのころは田も畑もしっかり有って車はたまに通るくらいで、車社会など想像することはなかった。最近の大きな自然災害は言われている通り温暖化による異常気象だろうか。雪も必要だがやはり限度というものがあるだろう。