AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

青春を急がなくてよい時代(ナッキー)

2014-06-24 23:16:26 | アイドル鑑賞論、趣味人、趣味論
青春を急がなくてよい時代(ナッキー)

ときめき研究家さんが、語っているように、 6月23日日経新聞、池上彰のAKB論は面白くないが、興味深い。

私が大学を卒業して会社の入社式に行ったのは、1980年4月1日。
3月29日から31日の3日間、榊原郁恵のコンサートに6回行った。
会社勤めとなったら、アイドルのコンサートなんか、見に行けないという強迫観念があった。
これが燃え尽きる青春、最後の思い出ができたという感慨もあった。

大きな間違いをしていた。
一つは、会社も、日本の社会も、異物を許容することを認識していなかった。
もう一つは、自分自身を知らなかった。
どんなに人から変な目で見られても、やりたいことをやり通すという自分を、当時は想像できていなかった。

一つ目の見解に対しては、ナッキーさんは、たまたまよい会社に入ったからですよ、という反論もあるだろう。
そう、よい会社に入ったし、よい女性と結婚したし、子供も父親の趣味を批判しないよい子。

世の中の会社に比べて、変な趣味を持っていても、会社に貢献する(金をかせぐ)ならよいという風潮の会社であることは確かだろう。小平のフレーズを引用すると、ネズミを捕らない白い猫(従順な社員)より、ネズミを捕る黒い猫(変な社員)の方がよい。でも、資本主義とはこういうもの。

日本が宗教社会だったら、大人がアイドル好き、は許されないかもしれない。
日本が全体主義だったら、アイドルが好きな大人は、国体を転覆すると疑われて牢屋に入れられたかもしれない。
でも、中森明菜が好きだというとロリコンと疑われることはあっても、アイドルが好きだからというだけで社会から排除されることはなかった。

今の大学生は、社会に出ても、アイドルを鑑賞できる世の中に生きている。
アイドル鑑賞は、学生という限られた(今しか見ることが許されない)青春の特権ではなく、青春は卒業しても続くのである。

私が大学生の時に、キャンディーズが解散。
アイドル好きの友人2人と、ソープ好きの友人1人と徹夜で麻雀していた時、ニュースで、

「キャンディーズの全国ツアーを追いかけていた大学生のファンが、追っかけ先の都市(北陸だった記憶あり)で、お金が尽きて、栄養失調で保護されました」

こんな馬鹿なことができるのは、大学生だから と4人で笑うと当時に、
馬鹿なアイドル好きとして、有名になった大学生の方は、本望だろうなあと。

ナッキー
コメント (1)
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