AKB48 チームBのファンより

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『怪しい彼女』は素晴らしいアイドル映画。(ときめき研究家)

2014-07-18 07:00:00 | ときめき研究家
日本映画以外はあまり観ないのだが、紹介されていたストーリーと主演女優の写真が何となく気になって観てみた。韓国映画を観たのは、10年以上前の『猟奇的な彼女』以来だ。

ストーリーは、70歳の老婆が20歳に若返って、正体を隠したまま孫たちのバンドのボーカルとして歌手になるというファンタジーであり、笑って泣かせるハートウォーミング・コメディーだ。しかし何より、主演の女優(名前も覚えていないが)が魅力的で、キラキラ輝いている。日本のアイドルで言うと、石野真子か伊藤つかさ、最近なら峯岸みなみのような、美人タイプではなくキュートなタイプだ。彼女の魅力を充分に引き出すことを第一に考えられた、最上のアイドル映画と言える。「アイドル映画縛り」のナッキーさんにもぜひお勧めしたい。

ストーリー上、歌を歌うシーンが見せ場で、全部で4、5曲歌うのだが、どの歌も上手い。しかもアイドルっぽい歌い方だ。韓国語なので歌詞の味わいは充分に理解できないが、アップテンポ、スローバラードなど、多様な曲調の曲を、上手に歌いこなしているのはわかった。
中でも、バンドメンバーの前ではじめて歌った曲は、懐メロアイドルポップのような感じで、「ロスに着いたら手紙をちょうだい」というような歌詞だ。実際の韓国の懐メロなのだろう。日本で言うなら『カナダからの手紙』か、『US航空便』(榊原郁恵のB面曲)といったところだろうか。

演技力も素晴らしいように思える。20歳なのに内面は70歳という役は難しいと思うのだが、仕草や表情は確かに70歳に見える。その上、可愛らしいのが不思議だ。
38歳の女教師が18歳のアイドルを演じているという設定を見事に演じていた『さばドル』の渡辺麻友、外見は女子高生、内面は母親という『秘密』の広末涼子(映画版)、志田未来(テレビ版)を思い出した。あるいは、内面が10歳の少女という設定の『秘密のアッコちゃん』の綾瀬はるかだ。

脇を固める俳優たちも皆芸達者で、映画としてももちろん面白い。ナッキーさん以外にもお勧めできる映画だ。
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