今季のドラマは興味を引くものが多く、録画して見るのも一苦労だ。
その中で、AKBグループ関連者が出演している標記2つのドラマについて感想を記す。
前田敦子出演『就活家族 きっとうまくいく』。
三浦友和と黒木瞳が夫婦で、前田敦子と工藤阿須加がその子供という配役。その4人が4人とも就活に苦しむことになるというホームドラマだ。
三浦友和は大手企業の人事部長で人望も厚かったが、役員に昇格する直前に、社内のトラブルに巻き込まれて退職。退職したことを家族に言えず、新たな職を探すが、プライドが邪魔してままならない。
黒木瞳は中学教師だが、内申書取り違えの責任を校長から押し付けられ退職へ。
前田敦子は自ら希望して宝飾品の営業担当に異動したが、業績不振と陰険な上司に嫌気がさして退職。
工藤阿須加は最初から就活生だが、無名大学で取柄もないことから苦戦中に、悪徳就活塾への入塾を勧誘される。その塾長が新井浩文だ。
平凡な家庭がどんどん悪い状況に陥っていくのにはハラハラする。特に三浦友和には同情を禁じ得ない。何とかハッピーエンドにこぎつけてほしいと願いながら見ている。
前田敦子は、あまり物事を深く考えていない軽薄なOLという感じがぴったりで、ハマリ役だ。新井浩文とは『ど根性ガエル』、『毒島ゆり子のせきらら日記』に続き、3作続けての共演になる。今回、同時出演シーンは今の所ないが。
島崎遥香出演『スーパーサラリーマン左江内氏』。
このドラマは完全な娯楽作品だ。堤真一が演じる冴えないサラリーマンが、スーパーマンに変身して人助けに奔走する羽目になり巻き起こすドタバタ劇だ。
島崎遥香は、堤真一の娘役で、母親役は小泉今日子だ。弟が1人いる設定だ。家庭内でも左江内氏は、妻にこきつかわれ、子供たちにも軽んじられている。でもそんな立ち位置をあまり嫌がってなさそうな左江内氏のキャラクターが、このドラマを気持ちよく笑えるものにしている。
第3話では、島崎がアイドルグループのオーディションを受ける話があって、AKBグループを念頭に置いたような設定や展開があって、面白かった。オーディションには友達の付き添いで行った方が合格するとか、業界の裏話的なことを知ったかぶりをして喋る島崎と小泉の会話は笑えた。こういう振り切れた役は島崎に似合う。
エンディングで、一家4人がダンスをするシーンがあるが、『逃げ恥』のパクリ感は否めない。島崎は、さすがに現役アイドルだけあって、4人の中ではダンスのキレが違う。やればできるのか。
もう1作、『東京タラレバ娘』に大島優子が出ている。最初少しだけ見たが、話の内容についていけず断念した。大島優子は自然な感じで演技していていい感じだった。
その中で、AKBグループ関連者が出演している標記2つのドラマについて感想を記す。
前田敦子出演『就活家族 きっとうまくいく』。
三浦友和と黒木瞳が夫婦で、前田敦子と工藤阿須加がその子供という配役。その4人が4人とも就活に苦しむことになるというホームドラマだ。
三浦友和は大手企業の人事部長で人望も厚かったが、役員に昇格する直前に、社内のトラブルに巻き込まれて退職。退職したことを家族に言えず、新たな職を探すが、プライドが邪魔してままならない。
黒木瞳は中学教師だが、内申書取り違えの責任を校長から押し付けられ退職へ。
前田敦子は自ら希望して宝飾品の営業担当に異動したが、業績不振と陰険な上司に嫌気がさして退職。
工藤阿須加は最初から就活生だが、無名大学で取柄もないことから苦戦中に、悪徳就活塾への入塾を勧誘される。その塾長が新井浩文だ。
平凡な家庭がどんどん悪い状況に陥っていくのにはハラハラする。特に三浦友和には同情を禁じ得ない。何とかハッピーエンドにこぎつけてほしいと願いながら見ている。
前田敦子は、あまり物事を深く考えていない軽薄なOLという感じがぴったりで、ハマリ役だ。新井浩文とは『ど根性ガエル』、『毒島ゆり子のせきらら日記』に続き、3作続けての共演になる。今回、同時出演シーンは今の所ないが。
島崎遥香出演『スーパーサラリーマン左江内氏』。
このドラマは完全な娯楽作品だ。堤真一が演じる冴えないサラリーマンが、スーパーマンに変身して人助けに奔走する羽目になり巻き起こすドタバタ劇だ。
島崎遥香は、堤真一の娘役で、母親役は小泉今日子だ。弟が1人いる設定だ。家庭内でも左江内氏は、妻にこきつかわれ、子供たちにも軽んじられている。でもそんな立ち位置をあまり嫌がってなさそうな左江内氏のキャラクターが、このドラマを気持ちよく笑えるものにしている。
第3話では、島崎がアイドルグループのオーディションを受ける話があって、AKBグループを念頭に置いたような設定や展開があって、面白かった。オーディションには友達の付き添いで行った方が合格するとか、業界の裏話的なことを知ったかぶりをして喋る島崎と小泉の会話は笑えた。こういう振り切れた役は島崎に似合う。
エンディングで、一家4人がダンスをするシーンがあるが、『逃げ恥』のパクリ感は否めない。島崎は、さすがに現役アイドルだけあって、4人の中ではダンスのキレが違う。やればできるのか。
もう1作、『東京タラレバ娘』に大島優子が出ている。最初少しだけ見たが、話の内容についていけず断念した。大島優子は自然な感じで演技していていい感じだった。