AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

AKB48アルバム『サムネイル』収録の新曲を聴く2。(ときめき研究家)

2017-02-20 23:00:00 | ときめき研究家
『青くさいロック』と『バケット』の感想はこちら

『ランナーズハイ』。
恋をするとなぜだか全力で走りたくなる。『スカートひらり』や『女の子だもん、走らなきゃ』(松岡はなソロ曲)でも歌われていた定理である。「弾む息、落ちる汗」の変形で「肩で息、汗をかく」というフレーズも含まれている。
歌っているのは、小栗有以、後藤楽々、山本彩加、松岡はな、高倉萌香という各グループの一推しの若手。この曲にも松岡はなが参加しているのが面白い。若々しく元気のいい歌唱が曲に似合っている。
Aメロがとにかく素晴らしい。走りたくて仕方がないうずうずした感じが出ている。2番のAメロの歌詞も、クーベルタン男爵の「参加することに意味がある」という有名な言葉を引用していて含蓄がある。

『すべては途中経過』。
こちらは、武藤十夢、北原里英、白間美瑠、古畑奈和、峯岸みなみという各グループのベテランのユニット曲だ。良い時期もそうでない時期もあって、それでも今もグループ内で重要なポジションで頑張っているメンバーだ。
人生は山あり谷あり、良い時も慢心せず、悪い時も落ち込まず、すべては途中経過という心構えで臨めという人生訓を歌う。こういう説教くさい歌を、説教くさくなく聴かせるのは難しい。しかし上記のようなメンバーが歌うことで、おのずと説得力が出ているし、思いのほか軽やかな曲調が説教くささを減殺している。

『ひび割れた鏡』。
失った恋を忘れられず、めそめそと悩んでいる女の歌だ。ひびわれた鏡は失った恋の象徴。捨てようと思っても捨てられない。柏木由紀、横山由依らの歌唱力があるとされているメンバーが歌っている。
大人っぽいメロディーだが、サビの歌い出しが山本彩のアルバム曲『疑問符』とそっくりなのは残念。

コメント
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