AKB48 チームBのファンより

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大場美奈がSKE48を卒業。(ときめき研究家)

2022-04-08 21:36:30 | ときめき研究家
ネット記事で、大場美奈がSKE48を卒業したことを知った。3日間に亘る卒業コンサートが行われ、「アイドル史上最も幸せな卒業の形」と書いてあり、嬉しくなった。

「楽曲派」を自認する私にとって、グループやメンバーの歴史や物語は主な興味の対象ではない。しかし、以前のAKBグループの場合、そういう情報が嫌でも耳に入って来たし、その情報が楽曲鑑賞のよい調味料となったことも事実だ。一時期は「AKBグループ新聞」も購読していた。大場美奈は、私が歴史や物語を多少なりとも知っている最後のメンバーの一人だ。

初代チーム4が結成された際、キャプテンに任命されたが、直後に不祥事が発覚して謹慎になった。代わりのリーダーは島田晴香が務めた。その経緯はドキュメンタリー映画でもかなり詳しく描かれていたと思う。そのチーム4には名曲が多く、リクエストアワーで1位を取った『走れペンギン』以外にも、『high school days』『直角Sunshine』『大人への道』など、今でも時々聴きたい曲ばかりだ。
卒業コンサートの冒頭には、その当時のチーム4メンバーが集結し『走れペンギン』を歌ったようだ。その場面は現場で見たかったなと思った。

大場美奈個人のパフォーマンスとして一番印象に残っているのは、『抱きしめちゃいけない』のミュージックビデオだ。全編ワンカットで撮影された労作であり、メンバー全員が輝いている名作だ。
この年の選抜総選挙で大場は35位に入り、アンダーガールズとして参加している。グラマーな水着姿も披露していた。

大場の卒業ソング『生まれ変わっても』は、ソロ曲だが、最初は大場だとは気づかなかった。目立った特徴のある声ではなく、30歳になったとは思えない幼い声に聴こえた。
秋元康の中では、在籍の長い大場については、歌詞に書くべき材料は沢山あったはずだ。「生まれた街、育った街を離れ、こんな遠くまで来た」「失敗や間違いも全部私なんだ」などが大場向けの歌詞だが、「生まれ変わっても同じ道を選ぶ 後悔していない」という内容は普通の卒業ソングだ。大場自身が感情移入して気持ちよく歌えたのならそれでいいのだろう。

未だグループに残っているメンバーで、卒業コンサートがあるなら絶対行きたいメンバーはいるかと考えたら、1人だけ、柏木由紀だ。初代チームBメンバーのうち何人揃うのか、芸能界を離れた渡辺麻友ももしかしたら参加するのか、チームBの物語の完結の場として、そこには立ち会いたいと思っている。
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