8月14日『時空警察ヴェッカー1983』アイドル空白期とはいつか（ナッキー）

8月14日『時空警察ヴェッカー1983』アイドル空白期とはいつか（ナッキー）

テッドさんの観戦記を読んで、2030年から1983年にやってきた、ヴェッカーリリーズがこの時代はアイドル空白期でチャンスと言っていたのを思い出した。

そうだよね、
1982年は、松本伊代、小泉今日子、堀ちえみ、早見優、石川秀美、中森明菜で、プッシュされた大型新人に三田寛子もいたし、
1984年は、岡田有希子、菊池桃子だから、1983年は他のアイドルが売れるチャンスだった空白の一年だったよね。

って、2300年の未来人が知っているのはおかしい、と今気がついた。
芝居見ている時は、何の不自然さも感じず、むしろ、アイドルの歴史をよく知っている脚本家が書いているなあと思ったのだから、知識あるものほど本質が見えていないの代表例。

2300年の未来人が、アイドル空白期というのは、教科書には、アイドル全盛時と書いてある（はずの）1980年代ではなく、
内田有紀と広末涼子くらいしか売れたアイドルがいなかった1990年代か、
モーニング娘。の人気が下火になり、AKB48がブレイクするまでの、2000年代。

「なんとかフォーティエイトとか」と発言し、AKB48が1983年にいないことを認識していない未来人が、1983年をアイドル新人空白の年と理解しているというのは、おかしい。

でも、2300年のアイドルが芝居の中で見られたからよしとする。
ダブルキャストで、黄色のアイドルと、青のアイドルは、役者が変わるので、土曜日もう一度見に行く。
芝居を見るのが目的でなく、2300年のアイドルをもう二人見るのが目的。

添付の写真は、ネットで見つけたニュース記事より。芝居の写真を20枚くらい載せている充実したニュースサイトでした。
2300年のアイドルは、今のアイドルとあまり変わらない。1970年代後半のピンクレディーの「カメレオンアーミー」を想起させる衣装でした。

ナッキー

↑黄色の衣装のララ（五十嵐夏実）

↑青い衣装のリリ（渡辺ありさ）1983年の高校生が「外国人ですか」と言ったのは、髪の毛が黒くないからと解釈すべきようだ。話が通じないというんが芝居の流れなのだが、日本語ちゃんとはなしていたし。

↑赤い衣装のルル（なあ坊豆腐＠那奈）