「20代前半アイドル」…バラエティーの世界で生き残っていくのは、この4人だと思っている。
小島瑠璃子, 指原莉乃, 菊地亜美, 嗣永桃子。
ちなみに、4人?というのは、「表彰台理論」の考えから。つまり、1カテゴリーに 同時期, 同世代…出てこれるのは、多くて4人まで!という考え方だ。
芸能界のキャパの問題と、”そんな覚えてられるかい!”…視聴者の無意識感覚の限界。
僕なりの分析をしてみたよ…彼女たちが生き残る理由。
【小島瑠璃子】
タイプとしては、ベッキー系。
この人の1番の特徴は、オールラウンドプレーヤーであること。本当に、万能包丁…なんでもできる。しかも、その1個1個のレベルが相当高い。
とりわけ、「MC」については、スタジオMCとロケ仕切り…その両方が出来る。しかも、そこに自分なりのリアクションも付く。けっして、進行だけ…にならない人だ。
そこ 爆笑しながら、キッチリと 次コーナーへ移行!なんてのも、もう普通に出来たりする弱冠20歳…すごいわ。
また、カンペ等を見逃すこともなく、あの流れ, スムーズ感。 そして、その基本となる喋り自体も、まずは、明瞭クリア! 喧騒の中でも突き通る声の持ち主。
”あの子 スゴいね…ちょっといないわ”…
そら、中居正広, 田中裕二等、多くの先輩たちが、言うだけのことはあるな、と。
あと、「ワイプ」についても、これ…彼女の抜かれる率、非常に高し。それだけ、いいリアクションをしてるってことだ。
かつて、”ワイプの女王”と評された 矢口真里が、ああいうことになってしまって、次は~? とか思っていたら、こいつだった。
ちなみに、矢口と小島の共通点は、バラエティーでの立ち回り方…参考にしてる人物が、これ…一緒だということだ。
榊原郁恵。小島にとっては、事務所(ホリプロ)の大先輩にあたる人物であり、師匠でもある。もう…完全に、ノウハウが、叩き込まれてる。
また、「ヒルナンデス」に 新レギュラーとして初登場した時のゲストが、これまた、榊原郁恵で、彼女が、メインMCのナンチャンに向かって、”この子をよろしく! ついでに、井森もよろしく!”…深々と頭を下げてたのを見て、
”こいつ…バラエティーで成功する環境整ってんなぁ~”ってね。
最後にもう1つ…小島瑠璃子オリジナルの技があるので…。
それは、「拡散」…彼女最大の武器だ。
これ…例えば、メッチャ臭いもののニオイを嗅がされた時、普通は、カメラが 寄って寄って、”臭っ!”…そのリアクション1発で勝負しようとする。アイドルって、特にそう。だけど、彼女は、時々、こういうパターンも混ぜてる。
”ちょ!?”とか言いながら 他の共演者を その場所に連れてきて、同じニオイを嗅がす。そして、”臭っ!おい!小島!”…まさに、道連れ。
で、彼女の場合は、そこ…あえて、大物(大御所)を狙う場合が多く、結果、その大物は、他の共演者にも同じ経験を強要(?) → そして、拡散。当然、その現場は、より盛り上がる…という構図だ。
また、彼女は、このパターンだけじゃなく、いくつかのバリエーション & 応用編も持ってんだよね。メンバーと状況とタイミング…。とにかく、彼女のたぐいまれなる順応性, 対応能力が発揮されてる瞬間。
”バラエティーとは、チーム戦!”…。で、その結果のためには、自分を捨てることもいとわない。正直、他の多くの同世代と比べて、バラエティーへの適応性…ものが違う、レベルが違う。
だけど、たった1つの弱点。それは、元々が、超ネガティブ思考だということ。実は、精神的には、メチャもろいところがあるということ。
この人は、そこの解消の仕方だけだ。
小島瑠璃子…20代前半バラエティー部門のトップランナー。
【指原莉乃】
タイプとしては、”(「井森美幸」の皮を被った)「松田聖子」”系。
この人の1番の武器は、なんといっても「トークの上手さ」だ。
だけど、チームB時代、AKB劇場で、この人のMCトークを10回, 20回も聞いてきたんだけど、実は、その時、1度も上手いと思ったことがない。
その原因? 今は、こう思う。
”指原莉乃は、同世代とのマッチアップよりも、思いっきり年の離れた組み合わせの方が、より活きるのだ、噛み合うのだ” と。
要するに、あの時は、そっち側に、トークを受けきれるだけの技(経験?)が、無かったのだ…と理解した。だから、あの時、指原は、終始…空回って見えたんだ…と。
さて、そんな指原の vs 大人…トークの特徴。
まずは、”出すカードの順番を間違えない”のが、素晴らしい。より効果的に感じさせるネタ順の選定センスだ。
例えば、多くのアイドルが、つい やってしまう…こういうことを指原は、ほとんどしない。
”あ! 私、昨日、すっごく面白いことあったんですよ~” → 本編内容を話す。
前段階で、もう そのハードルを上げきってしまってて、その中身のインパクト半減…”意外に印象残らない~”みたいなね、あれ。
著書「逆転力」発売イベント時の記者とのやり取りなんて、まさに、その真逆。
指原:でも、書いてないので…私、これ…
記者:(笑) + (そんなこといっていいの?)の雰囲気
指原:あ! ゴーストライター的な意味ではなくて、元々、インタビュー形式のパターンです
記者:(笑) + (”納得”の)あ~ね…。
あの場面は、これ、記者の質問のニュアンスからして、その順番を逆に言うことも出来たはずなんだ。いや、むしろ、そっちの方が自然な流れだった。でも、指原は、そうしなかった。
何故か? それは、そっちの方が、より印象…残せるからだ。会話の倒置法。
また、
指原:峯岸みなみの「逆転力」を聞きたいですね
記者:(爆笑)
指原:だって、みーちゃんの方がダークな感じだから
記者:(大爆笑)…。
あの場面は、1つにまとめて言った方が?…の場面だった。だけど、あそこも…あえての分割。
何故か? それは、記者さんのリアクションを2回獲れるからだよ。
この人は、知ってる…”そっちの方が、よりインパクト出る”ってね。また、”2つ載るかも?”ってな仕掛けだよね、完全に。
あと、”峯岸みなみ”という存在をアピール出来るチャンスかも?という…友情だよ、あれ。
だって、指原は、知ってるもん。いい?悪い?じゃなく、(特に、アイドル)…1番ダメなのは、今、話題になっていない!ということだと。峯岸みなみの現状をさ。
まさに、セルフプロデュース力だと思う。僕から言わしてもらえば、本性は、「松田聖子」…だ。
ちなみに、彼女は、このイベントの仕上げとして(?)、メール?…井上公造さんと こんな会話をしている。
井上:(囲み取材) 面白かったよ
指原:これで、公造さんも幸せになれると思います…。
このあと、彼がテレビ番組で、”指原さんは、返しが上手い!”…感心しながら、その番組中、何回「逆転力」って言ったと思う? そういうことだ。
”持ちつ持たれつ”を熟知している指原。他のアイドルとは、もう 全然違う。結果を誘導する力のスゴさよ。
また、彼女って、自分では、へたれ…とか言っておきながら、実は、ものすごく図太い(精神的に強い)部分も持ち合わせてる。それは、”スベったって、なんとかなる”とか、”炎上したって平気…なんとかなる”みたいなね。
そして、”ここを乗り越えたら話題になる。とにかく、アイドルにとって必要なのは、話題になることだ!” 的な達観というか、割り切りというか、まあ「松田聖子」的な肝の据わり方だわね。
さて、そんな指原莉乃の弱点は、AKBグループ内にいることだと思う。もちろん、今は、その恩恵だらけなんだけど、同時に、いろんなチャンスも失っては いるからね。確実に、活動の幅的に制限されている部分も…あるからね。
○ ○ ○ に、利用価値が無くなってしまった時、どう選択するか?だよ…この人は。
【菊地亜美】
タイプとしては、”「ヘキサゴン」残党風味”のおバカ系。
この人の特徴は、驚くほど…未完成なこと(全てにスキがあること)だ。一生懸命に頑張っても、そこそこしか出来ない。だけど、バラエティーでは、こういうのが重宝する。
簡単に言うと、番組としては、1発目から正解を出されると困るわけだ。あまりに綺麗に台本…スーッって 流れられると、ちょっと ウソっぽく見えるからね。
だから、彼女のような存在は、非常にありがたい。
あと、MCもやりがいあると思うわ。腕の見せどころでもあると思う。また、他の共演者も参加しやすい空気を自然に作ってくれる存在やね。
ポイントは、作られた「おバカ」ではないこと。”ちょっと待ってくださいよ~”…こういうのを平気で言える貴重さよ。
あと、いろいろと引っ張り上げなくてもいいからね。安心感…かな?
あ、も1つ…この人が いいのは、自分の本当のライバルが誰なのか? それを知っていること。
そら、口では、”こじるりだ~、ももちだ~、ももクロだ~、AKBさんだ~”とか言ってるけど、これから、本当に対峙していかなければならないの…実は、別カテゴリーの鈴木奈々だってこと。
だって、自分の銅メダルの立場自体を死守しなきゃならないからね。「20代前半アイドル(バラエティー部門)」が、「20代前半モデル(バラエティー部門)」に勝たないとお話にならないからね。で、この人は、そのことが 十分に分かってる。
さて、そんな菊地亜美の弱点は、レギュラー番組を獲りにくいということだ。「おバカ」は、飽きられると弱い…画的に落ち着いて見られると困る…ってな要素があるからね。
だって、しばらく見てて、”あれっ? ちょっと賢くなってきたかも?”…この部分が増えてくると ものすごく危ない。使われにくくなるからね。
”スーパーサブ”が、理想。
【嗣永桃子】
タイプとしては、小倉優子系。
1番の武器は、”許してにゃん!”キッカケ + 他共演者に「ももち」と呼ばせることキッカケで、どんな大御所でも「おとももち」という架空の友達世界…仲良く?なれるということだ。
「ももちワールド」を一緒に遊ぼう!のスタイルだけで、バラエティーの世界を渡っていける可能性がある。
まあ、小倉優子の「ゆうこりん」「こりん星」と、基本的な やり口は、一緒だよね。
しかし、このキワッキワのキャラクター。だから、彼女は、”この人は(特に MC)、自分を活かしてくれる人か?”…そこを判断するスピードが、とにかく速い。まあ、死活問題やからね。
さて、そんな嗣永桃子の弱点は、その番組MCによって、「ももち」が、ハマるのか? ハマらないのか?…大きく差が出てしまうことだ。そして、それは、自分の頑張りでは、どうしようもないことでもある。もし?ってなコワさとツラさは、常にあるはずだよ。
とにかく、「枠」は、いつの時代も 3~4 。
小島瑠璃子, 指原莉乃, 菊地亜美, 嗣永桃子。
ちなみに、4人?というのは、「表彰台理論」の考えから。つまり、1カテゴリーに 同時期, 同世代…出てこれるのは、多くて4人まで!という考え方だ。
芸能界のキャパの問題と、”そんな覚えてられるかい!”…視聴者の無意識感覚の限界。
僕なりの分析をしてみたよ…彼女たちが生き残る理由。
【小島瑠璃子】
タイプとしては、ベッキー系。
この人の1番の特徴は、オールラウンドプレーヤーであること。本当に、万能包丁…なんでもできる。しかも、その1個1個のレベルが相当高い。
とりわけ、「MC」については、スタジオMCとロケ仕切り…その両方が出来る。しかも、そこに自分なりのリアクションも付く。けっして、進行だけ…にならない人だ。
そこ 爆笑しながら、キッチリと 次コーナーへ移行!なんてのも、もう普通に出来たりする弱冠20歳…すごいわ。
また、カンペ等を見逃すこともなく、あの流れ, スムーズ感。 そして、その基本となる喋り自体も、まずは、明瞭クリア! 喧騒の中でも突き通る声の持ち主。
”あの子 スゴいね…ちょっといないわ”…
そら、中居正広, 田中裕二等、多くの先輩たちが、言うだけのことはあるな、と。
あと、「ワイプ」についても、これ…彼女の抜かれる率、非常に高し。それだけ、いいリアクションをしてるってことだ。
かつて、”ワイプの女王”と評された 矢口真里が、ああいうことになってしまって、次は~? とか思っていたら、こいつだった。
ちなみに、矢口と小島の共通点は、バラエティーでの立ち回り方…参考にしてる人物が、これ…一緒だということだ。
榊原郁恵。小島にとっては、事務所(ホリプロ)の大先輩にあたる人物であり、師匠でもある。もう…完全に、ノウハウが、叩き込まれてる。
また、「ヒルナンデス」に 新レギュラーとして初登場した時のゲストが、これまた、榊原郁恵で、彼女が、メインMCのナンチャンに向かって、”この子をよろしく! ついでに、井森もよろしく!”…深々と頭を下げてたのを見て、
”こいつ…バラエティーで成功する環境整ってんなぁ~”ってね。
最後にもう1つ…小島瑠璃子オリジナルの技があるので…。
それは、「拡散」…彼女最大の武器だ。
これ…例えば、メッチャ臭いもののニオイを嗅がされた時、普通は、カメラが 寄って寄って、”臭っ!”…そのリアクション1発で勝負しようとする。アイドルって、特にそう。だけど、彼女は、時々、こういうパターンも混ぜてる。
”ちょ!?”とか言いながら 他の共演者を その場所に連れてきて、同じニオイを嗅がす。そして、”臭っ!おい!小島!”…まさに、道連れ。
で、彼女の場合は、そこ…あえて、大物(大御所)を狙う場合が多く、結果、その大物は、他の共演者にも同じ経験を強要(?) → そして、拡散。当然、その現場は、より盛り上がる…という構図だ。
また、彼女は、このパターンだけじゃなく、いくつかのバリエーション & 応用編も持ってんだよね。メンバーと状況とタイミング…。とにかく、彼女のたぐいまれなる順応性, 対応能力が発揮されてる瞬間。
”バラエティーとは、チーム戦!”…。で、その結果のためには、自分を捨てることもいとわない。正直、他の多くの同世代と比べて、バラエティーへの適応性…ものが違う、レベルが違う。
だけど、たった1つの弱点。それは、元々が、超ネガティブ思考だということ。実は、精神的には、メチャもろいところがあるということ。
この人は、そこの解消の仕方だけだ。
小島瑠璃子…20代前半バラエティー部門のトップランナー。
【指原莉乃】
タイプとしては、”(「井森美幸」の皮を被った)「松田聖子」”系。
この人の1番の武器は、なんといっても「トークの上手さ」だ。
だけど、チームB時代、AKB劇場で、この人のMCトークを10回, 20回も聞いてきたんだけど、実は、その時、1度も上手いと思ったことがない。
その原因? 今は、こう思う。
”指原莉乃は、同世代とのマッチアップよりも、思いっきり年の離れた組み合わせの方が、より活きるのだ、噛み合うのだ” と。
要するに、あの時は、そっち側に、トークを受けきれるだけの技(経験?)が、無かったのだ…と理解した。だから、あの時、指原は、終始…空回って見えたんだ…と。
さて、そんな指原の vs 大人…トークの特徴。
まずは、”出すカードの順番を間違えない”のが、素晴らしい。より効果的に感じさせるネタ順の選定センスだ。
例えば、多くのアイドルが、つい やってしまう…こういうことを指原は、ほとんどしない。
”あ! 私、昨日、すっごく面白いことあったんですよ~” → 本編内容を話す。
前段階で、もう そのハードルを上げきってしまってて、その中身のインパクト半減…”意外に印象残らない~”みたいなね、あれ。
著書「逆転力」発売イベント時の記者とのやり取りなんて、まさに、その真逆。
指原:でも、書いてないので…私、これ…
記者:(笑) + (そんなこといっていいの?)の雰囲気
指原:あ! ゴーストライター的な意味ではなくて、元々、インタビュー形式のパターンです
記者:(笑) + (”納得”の)あ~ね…。
あの場面は、これ、記者の質問のニュアンスからして、その順番を逆に言うことも出来たはずなんだ。いや、むしろ、そっちの方が自然な流れだった。でも、指原は、そうしなかった。
何故か? それは、そっちの方が、より印象…残せるからだ。会話の倒置法。
また、
指原:峯岸みなみの「逆転力」を聞きたいですね
記者:(爆笑)
指原:だって、みーちゃんの方がダークな感じだから
記者:(大爆笑)…。
あの場面は、1つにまとめて言った方が?…の場面だった。だけど、あそこも…あえての分割。
何故か? それは、記者さんのリアクションを2回獲れるからだよ。
この人は、知ってる…”そっちの方が、よりインパクト出る”ってね。また、”2つ載るかも?”ってな仕掛けだよね、完全に。
あと、”峯岸みなみ”という存在をアピール出来るチャンスかも?という…友情だよ、あれ。
だって、指原は、知ってるもん。いい?悪い?じゃなく、(特に、アイドル)…1番ダメなのは、今、話題になっていない!ということだと。峯岸みなみの現状をさ。
まさに、セルフプロデュース力だと思う。僕から言わしてもらえば、本性は、「松田聖子」…だ。
ちなみに、彼女は、このイベントの仕上げとして(?)、メール?…井上公造さんと こんな会話をしている。
井上:(囲み取材) 面白かったよ
指原:これで、公造さんも幸せになれると思います…。
このあと、彼がテレビ番組で、”指原さんは、返しが上手い!”…感心しながら、その番組中、何回「逆転力」って言ったと思う? そういうことだ。
”持ちつ持たれつ”を熟知している指原。他のアイドルとは、もう 全然違う。結果を誘導する力のスゴさよ。
また、彼女って、自分では、へたれ…とか言っておきながら、実は、ものすごく図太い(精神的に強い)部分も持ち合わせてる。それは、”スベったって、なんとかなる”とか、”炎上したって平気…なんとかなる”みたいなね。
そして、”ここを乗り越えたら話題になる。とにかく、アイドルにとって必要なのは、話題になることだ!” 的な達観というか、割り切りというか、まあ「松田聖子」的な肝の据わり方だわね。
さて、そんな指原莉乃の弱点は、AKBグループ内にいることだと思う。もちろん、今は、その恩恵だらけなんだけど、同時に、いろんなチャンスも失っては いるからね。確実に、活動の幅的に制限されている部分も…あるからね。
○ ○ ○ に、利用価値が無くなってしまった時、どう選択するか?だよ…この人は。
【菊地亜美】
タイプとしては、”「ヘキサゴン」残党風味”のおバカ系。
この人の特徴は、驚くほど…未完成なこと(全てにスキがあること)だ。一生懸命に頑張っても、そこそこしか出来ない。だけど、バラエティーでは、こういうのが重宝する。
簡単に言うと、番組としては、1発目から正解を出されると困るわけだ。あまりに綺麗に台本…スーッって 流れられると、ちょっと ウソっぽく見えるからね。
だから、彼女のような存在は、非常にありがたい。
あと、MCもやりがいあると思うわ。腕の見せどころでもあると思う。また、他の共演者も参加しやすい空気を自然に作ってくれる存在やね。
ポイントは、作られた「おバカ」ではないこと。”ちょっと待ってくださいよ~”…こういうのを平気で言える貴重さよ。
あと、いろいろと引っ張り上げなくてもいいからね。安心感…かな?
あ、も1つ…この人が いいのは、自分の本当のライバルが誰なのか? それを知っていること。
そら、口では、”こじるりだ~、ももちだ~、ももクロだ~、AKBさんだ~”とか言ってるけど、これから、本当に対峙していかなければならないの…実は、別カテゴリーの鈴木奈々だってこと。
だって、自分の銅メダルの立場自体を死守しなきゃならないからね。「20代前半アイドル(バラエティー部門)」が、「20代前半モデル(バラエティー部門)」に勝たないとお話にならないからね。で、この人は、そのことが 十分に分かってる。
さて、そんな菊地亜美の弱点は、レギュラー番組を獲りにくいということだ。「おバカ」は、飽きられると弱い…画的に落ち着いて見られると困る…ってな要素があるからね。
だって、しばらく見てて、”あれっ? ちょっと賢くなってきたかも?”…この部分が増えてくると ものすごく危ない。使われにくくなるからね。
”スーパーサブ”が、理想。
【嗣永桃子】
タイプとしては、小倉優子系。
1番の武器は、”許してにゃん!”キッカケ + 他共演者に「ももち」と呼ばせることキッカケで、どんな大御所でも「おとももち」という架空の友達世界…仲良く?なれるということだ。
「ももちワールド」を一緒に遊ぼう!のスタイルだけで、バラエティーの世界を渡っていける可能性がある。
まあ、小倉優子の「ゆうこりん」「こりん星」と、基本的な やり口は、一緒だよね。
しかし、このキワッキワのキャラクター。だから、彼女は、”この人は(特に MC)、自分を活かしてくれる人か?”…そこを判断するスピードが、とにかく速い。まあ、死活問題やからね。
さて、そんな嗣永桃子の弱点は、その番組MCによって、「ももち」が、ハマるのか? ハマらないのか?…大きく差が出てしまうことだ。そして、それは、自分の頑張りでは、どうしようもないことでもある。もし?ってなコワさとツラさは、常にあるはずだよ。
とにかく、「枠」は、いつの時代も 3~4 。