AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

ハロプロ第2の衝撃波! (ししまる)

2010-05-02 20:31:06 | 現代のアイドル
昨日5/1、Berryz工房の「海の家 雄叫びハウス」コンサート(初日・中野サンプラザ)に行ってきました。チケットはヤフオクで落札しました。

観て、衝撃を受けました。スマイレージでも衝撃を受けましたが、早くも第2波です。ハロプロがこんなにも凄いとは驚きです!

つい数年前までの十数年間TVを観ていなかった私ですが、Berryz工房だけは何故か知っていました。
(TVを観ていなかったと何度か書いていますが、さすがに1秒たりとも観ていなかったわけではありません。オウムとか阪神大震災とか9.11テロとかの大きなニュースがあればさすがに観ますし、年に一度の紅白歌合戦ぐらいは観ていましたよ。念のため。)

Berryz工房を知っていた、と言っても、TVで歌っているのを観たわけではない。何となく、いつの間にか情報が入っていたという感じです。グループ結成当初に宣伝・告知などガンガンやっていたのでしょう。どんなグループで何人いるかも良く判らない。当然ながらメンバー各人についても一切知らない。知っていたのは、あのモーニング娘。と同じ事務所(当時はハロプロという名前も知らなかった)出身の期待のアイドルグループってことぐらい。

でもたったひとつ、強く印象に残ったことがある。それはBerryz工房という名前そのもの。調べたわけではないけど、ベリーズって、ストロベリーとかブルーベリーとかラズベリーとかクランベリーとかの、ベリーの複数形でしょ? で、それの工房。

女の子のアイドルグループ名で、こんなにロマンティックで夢いっぱいで可愛らしさ溢れる名前って世界に類を見ないんじゃないかな。こんな素敵な名前を頂いたメンバー達は、どんなに嬉しかっただろう、なんてことを当時は考えていました。で、何かの機会に観ることもあるかな、と思っていても、こちらも普段TVを観ていないわけだから、当面そんな機会はない。近年になってようやくTVを観るようになったけど、ハロプロがさっぱりTVに出てこないのは以前にも書いた通り。そんなわけで、Berryz工房の名前が素敵だ、なんて思っていたことさえすっかり忘れていましたよ。

今回、ヤフオクで真野ちゃんグッズを探していたら、同じ出品者がBerryz工房のコンサートチケットも出品していて、首尾よく落札できたというわけです。以前ちょっとは気になっていたグループだけに、どんなステージを見せてくれるのかワクワクです。Berryz工房の名に相応しい素敵なステージなのか、期待はどんどん膨らんでいきます。

果たして結果は、期待の数倍は上を行くものでした! もう何ていうか、言葉になりません。感動の嵐です。

コンサートタイトル通り、ステージには大きな海の家のセットがあって、海の家で働く女の子たちがひと夏の様々なドラマを繰り広げ、その物語と彼女達の歌とが上手く絡まりながらステージが進行して行きます。ストーリー仕立てのコンサートです。

ドラマありと言っても、コンサートですから歌が主体なのはもちろんです。ドラマが歌を食わないような絶妙なバランスは保たれてた上で、ドラマを通したメンバーひとり一人の可愛らしい表情もたくさん見せてくれます。メンバーの個性に応じた配役は、メンバーについて何の予備知識も無かった私がすぐにメンバー全員の顔と名前と特徴を覚えるに十分なもので、その世界観にグイグイと引き込まれていきました。

何という素晴らしさ! クオリティの高さ! 完成されたその演出に脱帽です。これがハロプロの底力なのか!!

大絶賛です。実に優れたエンターテインメントショーです。先日の文章で最近のハロプロをモンキービジネスと書きましたが、全面撤回します。こんな素敵なステージを見せられたら、そんな言葉は引っ込めざるを得ない。

公演は約2時間。不思議な感覚に包まれました。ふつうだったらこの2時間を、めくるめく楽しさであっという間の出来事と感じてしまうのか、逆に、退屈でまだ終わらないの?と感じてしまうのか、いずれかだと思うのですが、この公演はいずれでもありませんでした。彼女達の素敵な表情をたっぷりと堪能しながらも、「ずいぶん時間が経ったようだな、そろそろ終盤かな」なんて思っていたら、「さあ、コンサートもいよいよ中盤に入りました!」とのMC。ええーっ! まだ半分も残っているんだ!! びっくりです。個人的感覚では3時間ぐらい観た印象。めくるめく時間がいつまでも続いていくといった感じです。

5000円強のチケット定価は、その3倍払う価値があると感じました。でもこれ、ヤフオクで3000円台で落札したんです。AKBの劇場公演と大して変わらない値段。そんな安値で落札できてしまうのがBerryz工房に向けられた現実。売れ残ったのか当日券も開演まで売り続けていました。

どんなに優れた作品でも、内向きの商売をしていたのでは世間は知らないまま、というのは以前も繰り広げたハロプロに対する私の苦言ですが、今回さらにその思いを強くしました。そして、調べてみたらBerryz工房はデビューしてもう6年だというのですが、知らずに過ごした6年間が実に惜しいと思えてきました。もっとたくさんTVで活躍してくれていたなら、きっと早くに彼女達を知ることができただろうに。それと6年の活動期間でアルバム5枚(ベストなどは除く)というのはちょっと少ない気もするのですが、それよりも同じ期間でDVDを90枚近く出していることに、ハロプロ商売の偏りを強く感じます。モンキービジネスとはもう言いませんが、ダメ戦略であることに変わりはないでしょうね。

(5月2日のししまるさんのブログより転載)
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