AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

AKB48Gメンバーのタレント力と選抜総選挙のTV中継(総選挙分析ライター)

2015-05-10 17:00:00 | 分析系 メンバー
AKB48Gメンバーのタレント力と選抜総選挙のTV中継(総選挙分析ライター)


6月6日にソフトバンクの福岡ドームで行われるAKB48の第7回選抜総選挙については、人気メンバーの小嶋陽菜、松井玲奈、川栄李奈、入山杏奈が総選挙への出場を辞退したことや九州福岡という東京圏以外での開催、さらにAKB人気が下降気味ということもあり、昨年までのようにTVでの生中継がされるのか気になっていた。

そんな状況にもかかわらず今年もフジTVが中継してくれるということを聞いてホッとしている。

さて、ゴールデンウィーク中にAKB48Gメンバーのタレント力の分析を行いその記事をこのブログに掲載したが、そのメンバーのタレント力と絡めて選抜総選挙のTV中継のことを考えてみた。

以前にも紹介したがある雑誌に載っていたAKB48Gメンバーのタレント力を示す「名前も顔も知っているという認知度」(0~100%)と「見たい・聴きたい・知りたいという関心度」(30~80%)のランキングは下表のとおりであり、東京、千葉、埼玉、神奈川の東京圏で一般の人たちが60%以上名前も顔も知っているという認知度が高いメンバーは高橋みなみ、指原莉乃、小嶋陽菜、柏木由紀、渡辺麻友、峯岸みなみの6人しかいない。

<AKB48Gメンバーの認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計 ・
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212 ・ 15年卒業
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927 ・ 16年選挙?
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712 ・ 選挙辞退、卒業?
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588 ・
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450 ・
島崎遥香・ ・ 48 ・ 59 ・ 2832 ・
峯岸みなみ ・ 68 ・ 41 ・ 2788 ・ 16年選挙?
川栄李奈・ ・ 48 ・ 57 ・ 2736 ・ 15年卒業
松井玲奈・ ・ 44 ・ 56 ・ 2464 ・ 選挙辞退
山本彩・・ ・ 35 ・ 66 ・ 2310 ・
横山由依・ ・ 43 ・ 53 ・ 2279 ・
生駒里奈・ ・ 36 ・ 60 ・ 2160 ・ AKB兼任解除乃木坂専任
松井珠理奈 ・ 38 ・ 54 ・ 2052 ・
入山杏奈・ ・ 31 ・ 58 ・ 1798 ・ 選挙辞退
北原里英・ ・ 29 ・ 49 ・ 1421 ・
兒玉遥・・ ・ 18 ・ 70 ・ 1260 ・
小嶋真子・ ・ 18 ・ 66 ・ 1188 ・
渡辺美優紀 ・ 22 ・ 53 ・ 1166 ・
宮脇咲良・ ・ 16 ・ 66 ・ 1056 ・
須田亜香里 ・ 17 ・ 59 ・ 1003 ・
加藤玲奈・ ・ 14 ・ 65 ・ 910 ・
岩佐美咲・ ・ 13 ・ 54 ・ 702 ・
古畑奈和・ ・ 09 ・ 74 ・ 666 ・
田島芽瑠・ ・ 09 ・ 70 ・ 630 ・
柴田阿弥・ ・ 10 ・ 59 ・ 590 ・
高柳明音・ ・ 08 ・ 71 ・ 568 ・
内山奈月・ ・ 05 ・ 63 ・ 315 ・
(注)筆者作成。アバウトなデータ。

これが来年になると高橋みなみは卒業していなくなり、AKB48Gメンバーの中で最年長の小嶋陽菜も卒業しているかもしれない。さらに指原については、今年の選抜総選挙に立候補するかはギリギリまで迷ってAKB48G総合プロデューサーの秋元康氏の説得によりやっと立候補最終日に届け出をしたくらいだから来年は出ないかもしれない。峯岸も今年が「最後のチャンス」といったニュアンスの発言をしていたので来年の出馬は怪しい。

もし小嶋陽がやめて、指原、峯岸の2人も出なければ東京圏で認知度6割以上のメンバーは来年柏木、渡辺麻の2人だけになってしまう。 この後に続くメンバーは島崎遥香、山本彩、横山由依、松井珠理奈の4人だが東京圏での認知度は35~48%とそれほど高くない。北原以下のメンバーの認知度は3割を切ってしまう低さである。

前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美らの旧”神7”メンバーがいた頃とは様変わりの状況だ。

果たして、こんな状況になった時にTV局は選抜総選挙の中継をするだろうか? 中継をしてもらうのは相当厳しいのではないか。

TV局が選抜総選挙の中継をやめるとAKB人気の凋落は決定的となってしまい、人気下落に拍車がかかってしまうかもしれない。今年は中継が決まったからいいが来年以降は心配である。

以上

指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価1 150503
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2 150505
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価3 150506


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HKT48『12秒』TV映像 (総選挙分析ライター)

2015-05-09 19:50:00 | 分析系 メンバー
HKT48『12秒』TV映像 (総選挙分析ライター)


HKT48の5枚目のシングル曲『12秒』が4月22日に発売された。初週の売上枚数は27万7,916枚でHKT48のシングル曲の初週売上枚数では過去最高だった。聴きやすくていい曲だと思った。

<HKT48 シングル曲初週売上枚数>
発売日 ・ 初週売 ・ 曲名
130320 ・ 250147 ・ スキ!スキ!スキップ!
130904 ・ 268897 ・ メロンジュース
140312 ・ 276799 ・ 桜、みんなで食べた
140924 ・ 277534 ・ 控えめ I love you!
150422 ・ 277916 ・ 12秒


『12秒』についてはTVでの放送回数は取り立てて多いとは言えないが見逃した方もいるかもしれないので映像のリンクを張った。
「12秒」HKT48 150419 MJ
「12秒」MCトーク付き HKT48 150419 MJ
「12秒」HKT48 150424 Mステ
「12秒」HKT48 150424 バズリズム
「12秒」HKT48 150426 魁
「12秒」HKT48 150504 UTAGE
「12秒」HKT48 150516 AKB48SHOW

以上

<参考記事>
「12秒」他、初聴き感想(ピーナッツ) 150507
HKT48「12秒」とカップリング曲を聴く(ときめき研究家) 150502
指原莉乃 Twitter炎上騒ぎについて 150425


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松井玲奈 ~信頼と寛容の中で~(ピーナッツ)

2015-05-08 23:43:41 | SKE48/NMB48/HKT48
少し前の『笑神様は突然に…』(日テレ系)内、毎度お馴染みの「鉄道BIG4」とのロケにて、
″松井玲奈…スゴいこと言うなぁ~″ って 思ったことがあった。
それは、電車内でのやり取り…沖縄でのライヴの話が出た 次いでみたいな流れやったかな? ま、彼女の普段の活動寄りの話の展開中、
″私、総選挙だったら、電車に乗ります!″…。
これ、スゴいこと言うな、言ってるなぁ~、とね。
で、この放送の次の日、また、次の日…あれっ?
1番驚いたのは、この発言…ファンの中から批判めいた意見が 全然出なかったことだ。
いや、普通、出るでしょ?と。多少は、出るでしょ?と。ていうか、むしろ、そっち?… ウソでしょ?と。
もちろん、それは、半分冗談,半分本気?みたいなグレーゾーン的な雰囲気の中で発せられたんだけど、それでも、″いや、玲奈ちゃん、それは?…″のニオイすらなくてね…。
だって、それ、他の子だったら・・・って、考えた。考えてみた。
いやいや、ありえへん、と。
なんか、松井玲奈とファンの人の絆…信頼し合う力のスゴさを見た思い、相互寛容…大人の関係を感じた。
そして、もしかしたら、これって、アイドルとファンの理想のカタチ(関係)なのかな?と…。
″私、こんなんだけど…″→″ええよ、ええよ、分かってますよ…″
たかが、とあるバラエティー番組内の何でもない1つの発言周辺なんだけど、信頼と寛容…お互いに積み上げてきたものを感じたな。
密かに感動した。
ただ、おそらくは、この番組の存在も大きいんでしょうね? 松井玲奈とファンの間に、そっと入って、新たな素顔をチョイ発見させてくれてる。多少、荒っぽいトコもあったりするんだけど、ファンにとったら、超優良番組。
そもそも、珍しいからね。『笑神様は突然に…』×「松井玲奈」…最初は、単なるゲストの1人として入って、(おそらくは)次もどうですか? また、次…どうですか? 今度、こんなロケあるんですけど?…
数え数えて、6回? 7回? 気付いたら、レギュラーになっちゃってた。
ゲストで呼ばれたアイドルが、極めて、極めて珍しいパターンだ。そら、ファンも(そこでの少々のことは)納得すると思う。また、そういう環境を後押しすると思う。
間に入る『笑神様』。だけど、それは、松井玲奈の性格の良さが あってのことだ。人柄が 共演者,スタッフにも伝わり、そして、ファンの方には、より伝わって…のことだ。
番組内…そんなエピソードをいくつか…。

『ウッチャンの初いじりに対して…』
松井玲奈…2回目のスタジオだったかな? とにかく、周りには、自分が参加してる「鉄道BIG4」のチームの他にも「(武田鉄矢さん率いる)チーム幕末」など…濃い~のが、あと 3チームいる状態。
松井は、自分の後ろに、BIG4が囲んでくれてることもあり、(安心して)自由な発言 & こっちに噛みつき,あっちに噛みつき、
また、″チーム幕末のロケも楽しそう。言ってみたい。だけど、申し訳ないんですけど、武田さんが…(武田鉄矢さんの熱くて 長いウンチクがコワイという意味)
→大丈夫だよ、玲奈ちゃん。だって、一緒に行った俺たちだって 面倒せぇんだから
→(武田鉄矢さんは、2つとなりに座っている松井に爆笑しながら、ゴメンナサイのポーズ)″…
他チームも 全力で 松井をフォローし始めた…。
こういうスタジオの雰囲気の中、
″松井玲奈は、レギュラーなのか?…だよな? いやいや、(ゲストぶりやがって)″ 的な展開になって、チームも本人も、若干 真面目に…というか、ちょっと間を外した感じになった時、MCのウッチャンから松井玲奈に対して、初めてのツッコミが入った。初の松井いじりだ。
″お前、レギュラーじゃねぇかよ!″的なね…。
そして、スタジオ爆笑のまま、その3秒後、VTRにいくわけなんだけど、まさに、1秒前、松井は、そのウッチャンの方に 体…わざわざ 向き直して、完全オフぎみ…頭を下げながら、こう言った…
″ありがとうございます″
そして、VTRバーン!
″ええ子やなぁ~″と。また、″なんて、ちゃんとしてる子なんやろう″と。
「また、呼ばれてるで…」には、ちゃんと理由がある。

『松井玲奈が「仲間」になった瞬間』
このチーム、松井が「仲間」になった瞬間ってのがあると思ってる。ピンポイント…たぶん、あそこだ。
それは、ロケを重ねるごとに、少しずつ暴走度合いが増していく松井。ちょっとだけ、ロケカメラ(メインカメラ)から外れていったりするようにも なってきたりしていた。
ある時は、電車が カーブに差し掛かった時、顔の側面を若干 窓に押し当てるような感じで、そのカーブ越し…その曲がり具合を堪能しながら、楽しみながら、その2,3つ前を行く車両を凝視しつつ…″いやぁぁぁ~″…。
また、ある時は、旧新幹線の だんごっ鼻(先頭車両)に激しく頬づりしながら…″いやぁぁぁ~″…。
そして、また、ある時は、電車の連結部分を超間近で見たり、入ってくる電車 入ってくる電車の面構えを見るために駆け出したり、お気にのカメラでお気にの電車を まさかの超連写…30枚超え。
ある時、それまで、我慢をしていた?(番組レギュラーの)宮川大輔が、とうとう言った…
″玲奈ちゃん、それ変態やで…″
一応、アイドルだから…と、気を遣っていた宮川のあの一言で、松井玲奈にも(他のメンバーと同様)「お約束」が 出来た。あれ、完全に レギュラー…というか、「仲間」になった瞬間だと思ったな。本人に聞いてみたいと分かんないけど…。

『BIG4が語る…松井玲奈の変化』
それは、みんなが、その電車を座って楽しんでんのに、松井は、″もっと、この電車のことを知りたい″と言わんばかりに、南田さん(知識の押し付けがスゴくて、1番面倒くさいキャラ)と2人っきりで 運転手さんのすぐ後ろ…ガラス越しの景色を見ながら、立ったまま の40分間、しゃべり続けてた時、その後ろ姿を見ながら、他のメンバーが こんな風に言った…
″玲奈ちゃん、アイツと ず~っと喋ってるで。南田についていけてるで…。いや、スゴいわ。
でも、玲奈ちゃん、今までも 鉄道 ハマってたんやけど、この「鉄道BIG4」のロケに参加することによって、よりハマったんやろな?
これでいいんや、わたし、これでいいんや、って思えたんやな″
とにかく、松井を見つめる皆の目が優しかった。
で、この ″わたし、これでいいんだ″…これは、「アイドル・松井玲奈」にも 少し影響を与えてるとか思っていてね…。もちろん、今まで、築き上げてきたファンとの信頼関係が 根っこにあってのことなんだけどさ。
これ、ちょっとだけ、今回の「総選挙不出馬」に関係してるかな?とか思ってたりする。

『宮脇咲良が語る…松井玲奈』
宮脇咲良が、この番組に「笑いたいゲスト」として呼ばれて来た時の松井評が、意外に面白かった。
″この番組で見る玲奈さんは、私が知ってる玲奈さんじゃない。初めて見ます。
だって、玲奈さん…いつもは、部屋の端っこの方で大人しいんですよ″
ただ、この話を聞いている鉄道BIG4(この日、松井は、このスタジオには いない),ウッチャン,宮川大輔は、″そうやろな…″って感じの反応だったのが、面白かった & 興味深かったな…。

さて、秋Pのトコには、何人か? 本人から 卒業の相談が来ているということなんだけど、僕、その中の1人…この松井玲奈だと思っているんだよね。
後に確認したいわ。
ま、バカボンのパパじゃないんだけど、
(人生の中で)″これでいいんだ(これでいいのだ)″…この気持ちを持てた人は 強い…からね。
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『12秒』他. 初聴き感想(ピーナッツ)

2015-05-07 07:16:01 | AKB48
中1の時、「心理テストブーム」が 来た(僕の中で)。
たぶん、それは、″女の子ってのは、(片想いの場合)その男の子の姿とか、一瞬たりとも見れない!″…そんな噂を聞いたからだ。それキッカケ…″女の子って、何考えてんだろう?″…ハマっていった。
1度、とある心理テストを吹奏楽部の先輩(女子)にしてて、その内容からなのか? 左のケツを本気蹴りされたことがある。それが、この心理テストだったんだ。

「あなたの目の前、大量のスパゲッティーがあります。大皿,大盛り…。しかも、あなたの大好きなやつ(種類)です。
さ、あなた、そこから1本だけ取って、食べて下さい…どうぞ!
(様子を見ながら、しばらく待つ)
あ、もういいですか? 食べました?
はい、心理テスト 終わり!
ちなみに、何秒でした? 食べるのにかかった時間…」

実は、その秒数ってのは、「あなたが 理想とするキスの時間」なんだそうです。
で、中1の時、僕は、中3の先輩(女子)に その秒数について、たぶん、エロい…だとか、エッチだとか、ま、しつこく 絡んだんでしょうね? からかったんでしょうね? だから、本気のローキックを食らったのだと思います。先輩は、意外に純情乙女だった。また、周りに いっぱい 人がいた…ってのもあったんでしょう?
さて、何故?この話をしたか?というと、あの時の結果には、男女の差が、けっこう 顕著に表れてたということ…。
たぶん、サンプルは、100以上は あったと思う。なんせ、僕の中で、超流行ってたからね。だから、ある程度の信憑性…あると思う。
でね、その結果、
「2秒」「3秒」「5秒」「2秒」「1秒」…。こういうのが、男子でした。
「7秒」「5秒」「10秒」「20秒」「8秒」…。驚くべきことに、こんなのが、女子の結果だったのです。
たぶん、感覚としては、男子の平均が、2~3秒。対して、女子の平均は?というと、7? 9?…いや、10秒近かったのかな? とにかく、″男女で全然違うんだ~、こんなにも違うんだ~″って、そのことだけは、ハッキリと覚えている。思春期、何気にショックだったからね。
でも、この値ってのは、今 やったら、全然変わってくると思う。それは、僕の年齢、あと、多少…時代。
ポイントは、これが、中学時代(中1のクラス & 女子割合が高い部活)だった…ってことだ。要するに、あの時の結果…「理想のキス」。それは、そのほとんどの人が、「ファーストキス」を念頭においてのものだった(んじゃないか?)と…。
さ、ということで…いや、ということは、

『12秒』
「12秒」…僕、この「12秒」ってのは、実は、このお話に出てくる女の子にとっての「理想のキス時間」だと思っている。で、それを あえて、タイトルにしたのだ…と。
あと、あの時、これもビックリしたんだな。
それは、その心理テスト中、男子は、″ちょっと待って!″とか言って、目をつぶって考えたり、視線を左上の方に飛ばしながら ニヤニヤ考えたりしてんだけど、女子ってのは、そういうのが、一切なかった。
女子はね、真っ直ぐに 僕の方を見て、″8…いや、10秒かな?″って…。「キャピキャピなのにクール」っていう 不思議な感覚だった。
だから? 当時の僕は、ま、一瞬なんだけど、いちいち勘違いしていたんだ…″あ、この人、僕のこと…好きかも?″ってさ。
とにかく、男女の違い…″キスって、男女の共同作業なんだから、それは、1つの(同じ)時間のはずなのに、でも、もしかしたら、男女で、時間の感覚とか…違うのかな~?″…なんて、当時、思ったりしてた。
あと、たぶん、これは、大人になってからの僕の振り返り推測なんだけど、「キス」…女子ってのは、その時間の ″終わり″なんだと思う(ちなみに、男子は、その ″始まり″が 重要)。唇の離れるタイミングなんだと思う…(実は)大事なのは。だから、男子と女子で 印象が違うんだ、と。
たぶん、女子視点ってのは、その唇を男子が離す & 女子がそのまま…ってのが、本能では、理想だと思ってんじゃないかな? で、その唇が、くっつくキッカケが、どっちだ…とか? どっちが仕掛けた? とか、実は、そんなにたいした問題じゃなくて…ね。だから、そこそこの事故(薄目問題や目開け問題等)が、起きるんだ、と思ってたりする。もともと、そういのは、男子視点の出来事なんだ。
そして、この『12秒』って曲は、そのあたりを揺れ動き上手くついてる。あと、青春アップテンポのスピード感,爽やかさも いいかな?
で、そんな中で浮かび上がってくる「柔らかなダイヤモンド」という歌詞が 秀逸。とってもいい。
ただ、この曲は、男女で印象…分かれるやろなぁ~?
とりあえず、「12秒」って聞いて、男子は、″長っ″って直感してる人、多いと思う。でも、女子の方は、″ま~ね″ ぐらいだと思う(本音はね)。
こういう「時間」をタイトルにした 作品は、結構好き。
理由は、ドキドキ & ワクワク。
映画だと、『48時間』『24シリーズ』『80日間世界一周』…。曲だと、広末のあの曲とか、最近では、槇原敬之の『5minutes』とか…いいよね。
迫ってくる感じ、意味のある感じ…等々。
ちなみに、この曲は、「12秒」…(実は)ズレてる感じがいい。

『ロックだよ、人生は』
最初、″演歌の『浪花節だよ人生は』(木村友衛,細川たかし,水前寺清子)みたいなんかなぁ~? オマージュなんかなぁ~?″って、聴き始めた…ら、
ちょっと違う感じやったな。意外な流れ & ギャップの曲やった。
でも、″バカな女が、ここに1人ぐらい居ててもいいやん! 尽くすことこそ、女の人生…浪花節″…。
″1人ぐらい…″ってな そういうスピリッツは、なんか共通…同じような気もしたな。
ところで、「ロック」って、そもそも 何やろね?
ちなみに、「ロケンロール」…内田裕也さんは、この意味を(この言葉を いつも 話の最後に付け足す意味を)″これが私の考えです。ヨロシク!″ってことらしいね。私の主張,表明らしいね。
…とすっと、この『ロックだよ、人生は』も 意外に近いのかも知れないね? つまり、
″この歌詞の内容すべてが、今の俺の考えだぜ。ヨロシク! 結局、最後は、「Love & Peace」に繋がりゃいい(ロケンロール)″ってな具合。とりあえず、言ってみた…言わせてよ!
過激な歌詞と真面目な叫びは、曲調とのギャップに そっと隠し、ついでに、つたない言葉も 大声で 照れ隠し…。だけど、曲として…曲に乗せて 主張させてもらうよ。
それが、この『ロックだよ、人生は』なんだと思った。わりと好きかな。
ウラ(拍)押しのビートが、なんか、途中から ヘッドバンキングしたくなる感じを より誘ってる。ま、ロック & ヘビメタのスタンダードっちゃスタンダードなんだけど、そこがいいかな?

『微笑みポップコーン』
単音ピアノの あの高音の動きは、ちょっと…ポップコーンの感じがしないかな~?
これは、編曲や指揮する時によく使ってる表現パターンなんだけど、やっぱ、ピアノは、雨とか、嵐とか、水滴とか、水泡とか…水関係なんだと思ってる。ま、思いっきり、スタンダードな考え方だけどね。
でも、とりあえず、弾けてないわ~。キレイすぎる。
「ポップコーン」…僕やったら、バックのオケは、そのままで、そのピアノの動きを シロフォン(木琴)+ マリンバ(中低音の木琴)で 表現するな~。少し柔らか目のマレット(木琴用のばち)…。あっそうそう、坂本 九の『上を向いて歩こう』のイントロの音に近い感じかな? あの音、とりあえず欲しい。あの硬さ硬さ…。
とにかく、ポップコーンが、PON! PAAN!…英語表記で弾ける音だ。それが欲しい。
もしくは、そこを バイオリンの高速弾きにピチカート(弦を指で弾く)を上手くミックスさせた譜面で表現するかなぁ~?
″これ難しなってしもたけど、スマン!とにかく、ポップコーン、バンバン跳ばしまくって!″って、頭下げて、やってもらうかなぁ~?
あ、中間部分は、あのまま(ピアノが 軸)でエエわ。でも、とりあえず、イントロ.他 のピアノによる速い動き部分は、違うと思ったな。
だって、なんせ、彼女の機嫌を上向きUPさせるんだから、そこそこ努力 & 労力 & バカになる! そこそこ弾けささなアカンと思うもん。
″俺、こんなに努力してるで! 君のために頑張ってるで!″…
たとえ、若干 ポーズ入ってても それが大事。また、そういう曲やしね。で、やっぱ、明るく元気に孤軍奮闘…そういう音が欲しいかな~?
で、この曲の最後の最後…フェードアウト部分に、とどめとして、実際のポップコーンが フライパン上で弾け飛び散ってる音…入れるかなぁ~?
とりあえず、絶対に、CDのスピーカーから…ポップコーン65発ぐらいは、跳び出させないとアカン!
正直、ピアノの速い動きだけじゃ…無理やわ。荷が重いと思う。キレイ & 爽やかなだけやわ。そこの壁…。
彼女の機嫌イマイチ…そのベクトルを違う方向にもっていくんやから、ちょっと足りないかな?
メンバーチェンジを希望。
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指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価3(総選挙分析ライター)

2015-05-06 07:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価3(総選挙分析ライター)


さて、2回にわたってAKB48Gの卒業生を含むメンバーのタレント力を筆者なりに分析してきた。

前回は雑誌に掲載されていた女性タレントの得点分布図から計算するとAKB関係者の中でトップの大島のタレント力は全女性タレントの中で70~80位、高橋は110~120位、指原は140~150位、小嶋陽は170~180位、篠田と柏木は180~190位、前田敦、板野、渡辺麻は190~200位ぐらいでそれほど高くないことを紹介した。
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2 150505

その分析のもとになったのは、前述のとおり女性タレントの得点分布図なのだが、そのうちの上位200名の「認知度」、「関心度」をエクセルにインプットしていて気付いたことがある。

それは、女性タレントは女優、歌手・ミュージシャン、お笑いタレント、スポーツ選手、一般タレントの5つの区分に分けられているのだが、200名の内訳は女優が113人(57%)、歌手・ミュージシャンが27人(13%)、お笑いタレントが16人(8%)、スポーツ選手が10(5%)人、タレントが34人(17%)となっており、女性タレントの上位は女優が圧倒的に多いということである。このことは、AKBG卒業後に女優を目指すということは非常に競争の激しい世界に入るということを意味している。

<AKB48G関係者 活動領域、認知度、関心度、その積>
区分 ・ 氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
女優 ・ 大島優子・ ・ 79 ・ 59 ・ 4661
女優 ・ 篠田麻里子 ・ 70 ・ 51 ・ 3599
女優 ・ 前田敦子・ ・ 83 ・ 42 ・ 3536
女優 ・ 渡辺麻友・ ・ 70 ・ 51 ・ 3510

歌手 ・ 高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
歌手 ・ 柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3590
歌手 ・ 板野友美・ ・ 81 ・ 44 ・ 3519

タレ ・ 指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3950
タレ ・ 小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3704
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。


卒業した大島優子や前田敦子はすでに女優として活動しており、篠田麻里子は今後女優として活動していくとの報道があった。渡辺麻友は女優を目指していくと言っており現在フジTVの「戦う!書店ガール」に主役として出演中だ。(現役メンバーでも女優を目指している子は多い)

一方、卒業した板野友美は歌手として活動しており、今年卒業を予定している高橋みなみは歌手になりたいと言っている。柏木由紀はドラマにも出演しているのでなんとも言えないが、すでにソロコンサートを3回も開いているので歌手を目指しているかもしれない。

指原莉乃は早くから”女優”は向いていないと言って「TVにいっぱい出る」一般のタレントを目指して活動中である。小嶋陽菜はファッション関係の仕事が多く、これは一般のタレントの区分に入る。

仮に上記のタレント区分でそれぞれの分野ごとにタレントランキングを出してみると、筆者の計算によれば女優113人の中で大島は40~50位、篠田・前田・渡辺麻は100~113位となる。女性歌手・ミュージシャン27人の中では高橋は15~20位、柏木・板野は20位台後半。女性の一般のタレント34人の中で指原は15~20位、小嶋は20位台の半ばぐらいとなる。

冒頭に紹介した全女性タレントの中でのランキングがジャンルごとに見てみると随分違ってくることがわかる。

たとえば、歌手を目指している高橋の前には安室奈美恵、宇多田ヒカル、中島みゆき、松任谷由実、きゃりーぱみゅぱみゅ、神田沙也加、吉田美和、松田聖子、一青窈、竹内まりや、木村カエラ、西野カナ、aiko、MAY J、原由子、絢香、中島美嘉らがいる。

一方、一般のタレントとして活動している指原の前にはローラ、ベッキー、水ト麻美、滝川クリステル、関根麻里、トリンドル玲奈、壇蜜、中川翔子、清水ミチコ、LiLiCo、YOU、森公美子、柴田理恵、里田まい、高橋真麻、夏目三久、高島彩らが控えている。

これに対して女優を目指している大島、前田、渡辺の前にはあまりにも多くのそうそうたる面々が立ちはだかっていて書ききれない。

そうすると歌手や一般のタレントを目指している高橋や指原・小嶋は、実は女優となった大島や前田、今後女優を目指そうとして渡辺よりも競争者が少ない分だけ有利となるのである。

今年の3月18日に放送された「AKB調べ」でAKB48Gメンバーが選んだ”20年後に生き残っていそうなAKB”Gメンバーの上位3人は1位指原、2位小嶋、3位高橋であるが、こうやってタレント力を分析していくとメンバーのこの見立ては案外、このような業界事情も勘案して投票した結果なのかもしれず的外れな予想ではないと思ってしまった。

以上


指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価1 150503

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指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2(総選挙分析ライター)

2015-05-05 20:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2(総選挙分析ライター)


前回はある雑誌に載っていた”タレントパワーランキング”という特集から女性アイドル(個人)部門での評価についてAKB48Gメンバーが数多くランクインしており、選抜選挙上位のベテランメンバーの「認知度(名前も顔も知っている)」が高いことを述べた。
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価1 150503

今回はその雑誌に掲載されていた「認知度」(0~100%)と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」(30~80%)を表した全タレントの得点分布図から女性アイドル(個人)部門TOP30にランクインしなかったAKB48GメンバーやAKBの卒業メンバーについて筆者なりに読み取ったところを述べていく。

<AKB48Gメンバーの認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450
島崎遥香・ ・ 48 ・ 59 ・ 2832
峯岸みなみ ・ 68 ・ 41 ・ 2788
川栄李奈・ ・ 48 ・ 57 ・ 2736
松井玲奈・ ・ 44 ・ 56 ・ 2464
山本彩・・ ・ 35 ・ 66 ・ 2310
横山由依・ ・ 43 ・ 53 ・ 2279
生駒里奈・ ・ 36 ・ 60 ・ 2160
松井珠理奈 ・ 38 ・ 54 ・ 2052
入山杏奈・ ・ 31 ・ 58 ・ 1798
北原里英・ ・ 29 ・ 49 ・ 1421
兒玉遥・・ ・ 18 ・ 70 ・ 1260
小嶋真子・ ・ 18 ・ 66 ・ 1188
渡辺美優紀 ・ 22 ・ 53 ・ 1166
宮脇咲良・ ・ 16 ・ 66 ・ 1056

須田亜香里 ・ 17 ・ 59 ・ 1003
加藤玲奈・ ・ 14 ・ 65 ・ 910
岩佐美咲・ ・ 13 ・ 54 ・ 702
古畑奈和・ ・ 09 ・ 74 ・ 666
田島芽瑠・ ・ 09 ・ 70 ・ 630
柴田阿弥・ ・ 10 ・ 59 ・ 590
高柳明音・ ・ 08 ・ 71 ・ 568
内山奈月・ ・ 05 ・ 63 ・ 315
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。


TOP30にランクインしなかったAKB48Gメンバーで分布図に記載されていたのは須田亜香里(SKE)、加藤玲奈(AKB)、岩佐美咲(AKB)、古畑奈和(SKE)、田島芽瑠(HKT)、柴田阿弥(SKE)、高柳明音(SKE)、内山奈月(AKB)の8人である。

岩佐を除く7人については、関心度合いは高いのだが認知度が2割以下と低いためTOP30に入ることができなかったようだ。若いメンバーや支店のメンバーが東京圏で認知度を上げることが容易でないことが見て取れる。

この表を見て総じて言えることはAKB48Gの有力若手メンバーに対する関心度合いは高いのだが、認知度は低い。AKB48Gは人数が多いので個々のメンバーの認知度を上げるには運営からの強力な推しが必要であることに加えて、相当の時間を要する。認知度が上がってくるころには年齢も上がってくるのでアイドルとしての旬な時期が過ぎて逆に世間の関心度が下がってくる。どうもこんな不効率な構造になっているような気がする。

そんな中で小嶋陽菜はAKB48の1期生で年齢がAKB48G中最年長であるにもかかわらず「関心度」が58と比較的高いのは稀有な例である。これは小嶋陽がAKB48Gの中で抜群の美貌・容姿の持主であることが世間一般の関心を引いているのかもしれない。(美しいものに対する憧れである)

一方、AKB48においてはランクインしている若手メンバーが少なく、その少ないメンバーの中でせっかくランクが上がって来た川栄李奈、入山杏奈は昨年の握手会襲撃事件の影響で川栄は卒業、入山は総選挙辞退の決断をしたのは痛い。この2人の後に続くAKB48若手メンバーの育成は大変である。(小嶋真子、加藤玲奈が若手の最有力候補だがスコアはまだ低い)

他に目を転じると、運営が早くから将来のセンター候補として強力に推してきたSKEの松井珠理奈の認知度は38と低く、また、年齢が若い割には関心度も54とそれほど高くはない。今までの投資が成果として表れてきていないという厳しい現実があるようだ。

兒玉遥、宮脇咲良など支店の有力若手メンバーは「認知度」が低いためどうしてもその「認知度」を上げるために東京での活動を増やす必要がある。そのためにAKB48との兼務は避けられないが、そうすると地元(博多)での活動は手薄にならざるを得ない。また、このことがAKB48の若手メンバーの育成に対してマイナスの影響を及ぼす可能性があり、痛し痒しの状況だ。

AKB48GメンバーにとってはAKBGの中で目立って世間一般における「認知度」を早期に上げつつ、「関心度」を維持し逆に上げていくことが大きな課題と言えそうだ。


<AKB48G卒業メンバーの認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
大島優子・ ・ 79 ・ 59 ・ 4661
篠田麻里子 ・ 70 ・ 51 ・ 3570
前田敦子・ ・ 83 ・ 42 ・ 3486
板野友美・ ・ 81 ・ 43 ・ 3483
秋元才加・ ・ 53 ・ 50 ・ 2650
山田菜々・ ・ 13 ・ 64 ・ 832
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。

<参考:AKB48G現役メンバーTOP5の認知度、関心度、その積>
氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450


AKB48Gの卒業メンバーについては大島優子、篠田麻里子、前田敦子、板野友美、秋元才加、山田菜々の6名が分布図に載っていた。この6名の「認知度(名前も顔も知っている)」、「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」は、特に”神7”と呼ばれた大島、篠田、前田敦、板野の4人の「認知度」が7割以上と高い。一方で「関心度」は山田、大島を除いて42~51と高くはない。

特筆すべきはAKB48の”絶対的エース”だった前田敦子の「関心度」が42とかなり低くなっていることだ。これは現役のAKB48Gメンバーにとって決してうれしいことではない。AKB48Gを離れると世間からの関心が急速に落ちてしまっては将来AKBGを卒業した後の見通しが立ちにくくなってしまう。

昨年6月に卒業した大島優子(4661)は「認知度」が79と高いことに加えて、「関心度」も59と比較的高いことは救いである。現時点では大島が現役AKBGメンバーも含めた中でトップのタレント力を持っているようだ。卒業後も人気を維持していてさすが大島優子と言える。

ところがこの大島でさえも女優TOP30にはランクインしていないのである。女優TOP30の30位は上野樹里で彼女の「認知度」は71、「関心度」は70、その積は5006なので大島よりも上である。(なお、トップは綾瀬はるか「認知度」91、「関心度」84、その積は7664と果てしなく高い)

ゴールデンウイークなので普段よりも時間がある。そこでちょっと大変だったが分布図に記載されていた女優、歌手・ミュージシャン、お笑いタレント、スポーツ選手・タレントなどの全女性タレントの上位200名の「認知度」、「関心度」を目測でエクセルにインプットしてみた。細かい端数はわからないから多少アバウトだが卒業生を含むAKBメンバーのタレント順位が全女性タレントの中でどの辺に位置するのかある程度把握することができた。

氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
大島優子・ ・ 79 ・ 59 ・ 4661
高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
篠田麻里子 ・ 70 ・ 51 ・ 3570
柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
前田敦子・ ・ 83 ・ 42 ・ 3486
板野友美・ ・ 81 ・ 43 ・ 3483
渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。

筆者の計算ではAKB関係者の中でトップの大島は全女性タレントの中で70~80位、高橋は110~120位、指原は140~150位、小嶋陽は170~180位、篠田と柏木は180~190位、前田敦、板野、渡辺麻は190~200位といったところだった。(あくまで筆者の計算によることをおことわりしておく)

AKB関係者の中でトップの大島でも女性タレントの中ではトップ50のランクには入っていない。AKB48Gでトップの座に立ったものは過去前田敦子、大島優子、指原莉乃、渡辺麻友の4人しかおらず、それこそAKB48G内の競争は熾烈極まりないが、その競争を勝ち抜いたAKB48Gのエースでさえも、一度(ひとたび)世間に出るとその評価(ランキング)は際立って高いとは言えない。これがタレント業界での評価の実態。厳しい世界である。

ランクがあまり高くない要因を探ってみると上記メンバーの「認知度(名前も顔も知っている)」はそこそこ高いのだが、見たい・聴きたい・知りたいという「関心度」のスコアが伸びていないことにある。上位ランキングに入るには世間からの「関心度」がもっと高くなる必要がある(例えば大島がトップ50入りするには「関心度」のスコアが64以上、トップ30入りには68以上が最低必要となる)。

”個”のタレントとしての魅力を増して世間の「関心」をどうやって高めていくかが”タレント”として生き残っていく際の大きな課題と言えそうである。


以上

指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価3 150506

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『前田敦子の映画手帖』を読む。(ときめき研究家)

2015-05-05 12:00:00 | ときめき研究家
前田敦子が映画について書いたエッセイ集である。朝日新聞社のアエラに連載されていたものに加筆して、このほど出版された。新書版約220ページで税抜価格1,000円だ。

とにかく映画を沢山観ていることに驚く。映画館で、DVDを購入して、あるいはレンタルして、本当に沢山の映画を観ているようだ。ジャンルを問わず、ひたすら観ている。AKB時代と違って、自由な時間はかなりあるのだろう。

しかし、この本はどんな読者にどんな読まれ方をする想定で出されたのだろう。

前田敦子のファンが、彼女のことを知りたくて読む?タレント本のコーナーに置いてあったし、その想定が一番だろう。しかし写真集と異なり文字ばかりのこの本を、多くの前田ファンが手に取るかは疑問だ。前田ファンは主演映画にもなかなか足を運ばないというのが過去の経験則だ。

映画ファンが前田敦子の映画評を読みたくて買う?これまた疑問だ。確かに多くの映画作品について書いてはあるが、一般の映画ファンにとっては、前田敦子の評であることに付加価値はないだろう。

自分で買っておいて何だが、そんなにヒットする本とも思えない。
しかし、私はこの本が気に入った。

映画について文章を書くことは、結構難しい。「ネタバレ」にならないようにと考えると、無難な感想、ストーリーとは関係ない演技や映像に関する感想に終始することになる。私は「ネタバレ」を断った上で、ストーリーについても書くことにしている。そうしないと書きたいことが書けないからだ。
前田敦子の文章は「ネタバレ」になっていない。だからストーリーにはあまり触れず、「女優が綺麗」とか「展開がハラハラする」とか「映像が美しい」といった感想が大半だ。しかも、特に独創的な視点からの映画評ではない。女優としての感想でもない。純粋に、一映画ファンとしての感想だ。
それなのに、この本を読むと自分も映画を観たくなる。それだけでこの本は成功と言えるのではないか。
それは恐らく、本当に映画が好きだということと、アエラというお堅い週刊誌ゆえに、不慣れな中でも自分自身の言葉で書いているためだと推察する。

印象に残った部分を1カ所だけ紹介する。小津安二郎監督の『晩春』の感想を書いている中で、自分が出演した『もらとりあむタマ子』も同じ父と娘の映画で、娘の気持ちとしては似ている所があると書いていた。原節子と自分を臆せず比べていて大胆だが、生意気な感じも、逆に卑屈な感じもしない。
そういう部分が前田敦子という個性の不思議さなのだろう。

『さよなら歌舞伎町』の前田敦子はかなり物足りなかったが、近日公開の『イニシエーション・ラブ』には改めて期待している。


<これまでの前田敦子出演映画の鑑賞記>
『もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
『苦役列車』
『クロユリ団地』
『もらとりあむタマ子』
『さよなら歌舞伎町』
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納得!指原持論(ピーナッツ)

2015-05-05 00:00:42 | AKB48
AKBのイベントの中で、あの なんでしょう? ″どうしても腑に落ちない″というか? ″(心の中)上手く処理できない″というか? ″妥協納得できない″というか、ま、そんな感じのやつが、実は、1つだけ…あったりする。
ていうか、″自分自身、その何に…どの部分に 違和感 感じてんのか? 何が問題だと思ってんのか?″…それすら分からない、分かっていない状態。それが、あのイベント…「AKBグループドラフト会議」だったんだ。
だけど、ある日、これに関する指原の持論を見つけた時、スーッ…納得したんだな。まさに、オール スッキリ!
それは、この記事…。

『指原が「AKBドラフト」に反対! 指名されれば、引っ越しの候補者慮る』
アイドルグループ・HKT48の指原莉乃(22歳)が、4月29日に放送されたバラエティ番組「HKTのおでかけ!」(TBS系)に出演。5月10日に第2回が開催される「AKB48グループドラフト会議」に反対し、その理由を説明した。
「AKB48グループドラフト会議」は、全国で行われた「第2回 AKB48/SKE48/NMB48/HKT48」のメンバーらが、″欲しい人材″を獲得指名するイベント。2013年11月に第1回が開催され、今年は、第2回が開催される。指原が所属するHKT48は、前回、山本茉央(18歳)を指名した。
指原は、このドラフト会議について「よくわからないんですよね。ぶっちゃけ」と低いテンション。そして、「私は、実は、反対なんですよ」との立場を示し、
「(前回)山本を獲ったのは、九州の子(福岡出身)だから、引っ越さなくて良いから 山本を獲ったんですけど、わさわざ、引っ越しをさせて、13歳とか14歳の子に」と、指名されれば、東京・名古屋・大阪・福岡のどこかに行かなければならない制度自体に疑問を抱いているという。
それは、「(候補者には)もちろん決意が在るから、私も『その子が良い』って言いたいけど、でも、私は、スタッフじゃないから、メンバーで、いつか辞めるわけで、わざわざ、その子を獲って責任はとれない」との思いから。そのため、「メンバーが、そういうことをやるべきじゃない」と考えているそうだ。
前回、獲得の山本については、「偶然が全部一致して、茉央だけ獲った」と、本当に欲しい人材か九州に、たまたま居たとのこと。「自分が上京してるから。上京した辛さを分かっているから、かわいそうだなと思って」と、自身の体験が、そうした考えに繋がっているという。
そして、改めて、「メンバーが、メンバー選ぶのって、やっぱ、おかしいですよね。」「(前回は)大島優子ちゃんが、子ども2人、『この子と この子が 絶対に伸びる、育てたい』って獲ったは 良いけど、優子ちゃん、すぐ辞めちゃいましたからね」と、例を挙げながら、「卒業とか考えていると難しい」と持論を語った。

これだな、と。僕が、引っ掛かっていたのは、こういうことなんだな、と。
「メンバーが、メンバーを決める」ということ。「その時、″私″は、もう居ないかもしれない?」ということ。そして、「責任がとれない」という指原の言葉…。
「責任」とは、本来、誰にあるんだろう? 誰にあるべきものなのか?
「花いちもんめ」じゃないんだから。そんなもん、女の子の遊びじゃないんだから。人生かかってんだから。13歳,14歳? 大人は、どこいった?

勝~って嬉しい 花いちもんめ
負け~て悔しい 花いちもんめ
あの子が欲しい(あの子じゃ分からん)
この子が欲しい(この子じゃ分からん)
相談しよう そうしよう!
・・・・・
決ぃ~まった!
○ ○ ちゃんが欲しい(○ ○ ちゃんは、あげない)
○ ○ ちゃんが欲しい(○ ○ ちゃんは、あげない)
ジャンケンポン!
・・・あ~ & やったー!
じゃ、次 行くよ!
勝~って嬉し…
あれ? 優子ちゃんは?
塾行くって~! あ、そうだ、もう来れへん、一緒に遊ばれへん!って~!…

なんか、「AKBドラフト会議」だけは、この「花いちもんめ」的な軽さを感じるよ。なんかね…。
そして、指原の言っているように、引っ越し + の苦労とかも もちろんあるだろうけど、実は、その他のことも結構大きいよ…。もろもろだわ。
僕は、″責任とれない″って言ってる指原に(逆に)誠意を感じるよ。
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指原莉乃 久しぶりに「渋谷で鼻風船」に言及(総選挙分析ライター)

2015-05-04 06:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃 久しぶりに「渋谷で鼻風船」に言及(総選挙分析ライター)


昨日(15年5月3日)HKT48の劇場支配人を兼務する指原莉乃がフジテレビの「ワイドナショー」に出演した。

番組の中で女性アナウンサーから「今までで大変なロケありました?」と聞かれた指原は「ゴム手袋をかぶって鼻息で割るのを渋谷の真ん中でやった ことがあるんですけど」「AKBの宣伝カーが通ってほかのメンバーの選抜曲を宣伝している時に、こうやって鼻息で割っていた時はつらいなって思いました」と話していた。
「ワイドナショー150503」(鼻風船の話は番組の一番最後ニコニコ超会議の終了2分前~1分前

指原が「渋谷で鼻風船」の罰ゲームをやったのは2010年のことで、指原はこの罰ゲームのことをその後何回かTV番組で話していたがここしばらくはこの話題に触れたことは無かった。

もう5年も前のことなのだが指原が大変なロケの話題として久しぶりにこの「渋谷で鼻風船」の罰ゲームを出したところをみると指原にとってはよっぽどつらい体験だったのだろう。

かなり古い話なので知らない方もいるかもしない。筆者が昔まとめた記事を参考までに載せておく。
指原莉乃 ゴム手袋 120225
指原莉乃 「渋谷で鼻風船」映像 141130

以上

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指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価1(総選挙分析ライター)

2015-05-03 08:00:00 | 分析系 メンバー
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価1(総選挙分析ライター)


ある雑誌に”タレントパワーランキング”という特集が載っていた。それは調査依頼を受けた会社が東京、千葉、埼玉、神奈川に住んでいる4,400人の人たちにタレントの「認知度(名前も顔も知っている)」と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」に関する質問をして、「認知度」と「関心度」を掛け合わせた数値をスコアとしてタレントのランキングをつけたものである。1,270組以上のタレントを調査していた。

総合ランキングの1位は嵐(スコア49.1)、2位はマツコ・デラックス(48.2)、3位は綾瀬はるか(47.6)だった。

HKT48の劇場支配人を兼務する指原莉乃と関係が深いタモリは7位(42.6)、有吉弘行は10位(42.2)である。指原と番組で関係があったタレントでは中居正広21位(39.7)、爆笑問題33位(37.8)、岡村隆史40位(36.9)、松本人志42位(36.9)がTOP100にランクインしていた。

指原はこの数値をけっこう気にしているようで、昨年に行われた「AKB48グループ東京ドームコンサート~するなよ?するなよ? 絶対卒業発表するなよ?~」の最終日(8月20日)に総監督の高橋みなみから「私的にダークホースだと思っているのが指原。やめてもやっていけるやろ」との質問を振られた際に「そういうふうに思っていない。今はまだAKB48とかHKT48の名前があるからバラエティに呼んでもらえる。まだ日経エンタに扱ってもらえるタレントパワーがない。タレントパワーがつくまでは、しがみつきます。だからまだ辞めません」と答えてこの調査のことに触れていた。
AKB48 東京ドームコンサート2014セットリスト 140824

指原の2015年のスコアは21.0、昨年は19.3だったので1.7ポイント上昇していたのだが、タレント全体の中でどのくらいの位置にいるのか、この雑誌を一読しただけではよくわからなかった。(後日分析予定)

ただし、女性アイドル(個人)部門で指原は2位である。ちなみに1位はAKB48総監督の高橋みなみ。女性アイドル(個人)部門上位30人のうちAKB48Gメンバー19人がランクインしていた。
タレントパワーランキング2015 女性アイドル部門の結果は?

<女性アイドル(個人)部門TOP30のうちAKB48Gメンバー順位、昨年順位、選抜総選挙順位>
順 ・ 昨 ・ 選 ・ 氏名・・・ ・ スコア ・ 昨スコ ・ 増減
01 ・ 04 ・ 09 ・ 高橋みなみ ・ 21.7 ・ 20.3 ・ 1.4
02 ・ 05 ・ 02 ・ 指原莉乃・ ・ 21.0 ・ 19.3 ・ 1.7
03 ・ 02 ・ 08 ・ 小嶋陽菜・ ・ 19.4 ・ 22.4 ・ -3.0
04 ・ 06 ・ 03 ・ 柏木由紀・ ・ 19.0 ・ 18.8 ・ 0.2
05 ・ 03 ・ 01 ・ 渡辺麻友・ ・ 18.5 ・ 20.7 ・ -2.2
08 ・ 08 ・ 07 ・ 島崎遥香・ ・ 15.0 ・ 14.2 ・ 0.8
09 ・ 09 ・ 22 ・ 峯岸みなみ ・ 14.3 ・ 13.5 ・ 0.8
10 ・ 11 ・ 16 ・ 川栄李奈・ ・ 14.0 ・ 13.2 ・ 0.8
11 ・ 13 ・ 05 ・ 松井玲奈・ ・ 13.7 ・ 12.5 ・ 1.2
12 ・ 19 ・ 06 ・ 山本彩・・ ・ 13.4 ・ 09.8 ・ 3.6
13 ・ 12 ・ 13 ・ 横山由依・ ・ 13.0 ・ 12.7 ・ 0.3
15 ・ 26 ・ 14 ・ 生駒里奈・ ・ 11.8 ・ 08.1 ・ 3.7
19 ・ 14 ・ 04 ・ 松井珠理奈 ・ 11.4 ・ 12.4 ・ -1.0
24 ・ 26 ・ 20 ・ 入山杏奈・ ・ 09.8 ・ 07.8 ・ 2.0
25 ・ 25 ・ 19 ・ 北原里英・ ・ 07.5 ・ 08.5 ・ -1.0
26 ・ 36 ・ 21 ・ 兒玉遥・・ ・ 07.3 ・ 04.1 ・ 3.2
27 ・ 30 ・ 36 ・ 小嶋真子・ ・ 07.2 ・ 05.4 ・ 1.8
28 ・ 29 ・ 18 ・ 渡辺美優紀 ・ 07.2 ・ 06.6 ・ 0.6
29 ・ 40 ・ 11 ・ 宮脇咲良・ ・ 06.8 ・ 03.6 ・ 3.2


指原以外にも高橋、小嶋陽、峯岸などのベテランメンバーは卒業後のタレント活動を意識していると思うのでこのスコアを気にしているかもしれない。昨年との比較を見るとTOP30にランクインした19人のうち4人を除いてスコアは上昇している。

大きくスコアを伸ばしたのは生駒里奈(+3.7)、山本彩(+3.6)、兒玉遥(+3.2)、宮脇咲良(+3.2)の4人。生駒はAKBとの兼任、山本は握手会人気の上昇、兒玉はHKT人気上昇・初センター曲発売、宮脇はAKB曲でセンター・マジすか学園4主役などの活動がスコアアップに影響したのではないか。

逆に小嶋陽菜、渡辺麻友は大きくスコアを落とした。小嶋については宣伝量の多い資生堂のTUBAKIのCMから外れたことか? 渡辺麻は昨年選抜総選挙前の話題の多さに比較して、トップをとった後の話題が少なかったことが要因?

なお、このランクインした19人はほぼ昨年の選抜総選挙の上位者である。この19人に入らなかった選抜選挙上位者は10位須田亜香里、12位宮澤佐江、15位柴田阿弥、17位松村香織の4名。全員が名古屋を活動拠点とするSKEのメンバー。

東京、千葉、埼玉、神奈川に住んでいる人たちを対象に調査をしているので東京以外で活動するメンバーには不利なようだ。


さて、この雑誌には横軸が認知度(0~100%)、縦軸が関心度(30~80%)を表した全タレントの得点分布図が記載されていたので、それぞれのメンバーのスコアのもととなっている認知度(0~100%)と関心度(30~80%)を筆者なりに図を確認して分解してみた。

<女性アイドル(個人)部門TOP30のうちAKB48Gメンバーの認知度、関心度、その積>
順 ・ 氏名・・・ ・ 認 ・ 関 ・ 合計
01 ・ 高橋みなみ ・ 78 ・ 54 ・ 4212
02 ・ 指原莉乃・ ・ 77 ・ 51 ・ 3927
03 ・ 小嶋陽菜・ ・ 64 ・ 58 ・ 3712
04 ・ 柏木由紀・ ・ 69 ・ 52 ・ 3588
05 ・ 渡辺麻友・ ・ 69 ・ 50 ・ 3450
08 ・ 島崎遥香・ ・ 48 ・ 59 ・ 2832
09 ・ 峯岸みなみ ・ 68 ・ 41 ・ 2788
10 ・ 川栄李奈・ ・ 48 ・ 57 ・ 2736
11 ・ 松井玲奈・ ・ 44 ・ 56 ・ 2464
12 ・ 山本彩・・ ・ 35 ・ 66 ・ 2310
13 ・ 横山由依・ ・ 43 ・ 53 ・ 2279
15 ・ 生駒里奈・ ・ 36 ・ 60 ・ 2160
19 ・ 松井珠理奈 ・ 38 ・ 54 ・ 2052
24 ・ 入山杏奈・ ・ 31 ・ 58 ・ 1798
25 ・ 北原里英・ ・ 29 ・ 49 ・ 1421
26 ・ 兒玉遥・・ ・ 18 ・ 70 ・ 1260
27 ・ 小嶋真子・ ・ 18 ・ 66 ・ 1188
28 ・ 渡辺美優紀 ・ 22 ・ 53 ・ 1166
29 ・ 宮脇咲良・ ・ 16 ・ 66 ・ 1056
(注)筆者が分布図を目測で読み取って作成。アバウトなデータである。


認知度については高橋み、小嶋陽、峯岸のAKB1期生、柏木、渡辺麻の3期生などのベテランメンバー、そしてTV出演の多い指原(元AKB5期)が高い。その一方で、SKEの松井珠、NMBの山本、渡辺美、HKTの兒玉、宮脇らの支店トップは東京での活動に制約がある分認知度は低い。

認知度が高いメンバーは高橋み、小嶋陽、峯岸、柏木、渡辺麻、指原の6人だけなので、この6人が卒業するまでに他のメンバーの認知度が上がらないとAKBのことは知っていてもメンバーのことは知らないということになってしまう恐れが出てきた。

関心度についてはベテランメンバーよりも兒玉、小嶋真、宮脇などの若手メンバーが高い。意外なのは昨年AKBの選抜総選挙のTOP3である指原、柏木、渡辺麻の関心度合いが50~52とあまり高くないことである。AKBファンはこの3人を中心に関心が集中したが、世間一般のこの3人についての関心はそれほど高くないのかもしれない。(関心度合いについてはAKB村内と村外で評価が分離)


さて、このランクを見ていてあることに気がついた。今年の3月18日に放送された「AKB調べ」でAKB48Gメンバーが選んだ”20年後に生き残っていそうなAKB”Gメンバーの上位3人が今回の女性アイドル(個人)部門のTOP3と同じである。
”20年後の芸能界で生き残ってそうなAKB”48Gメンバーについて 150319

”20年後に生き残っていそうなAKB”Gメンバーの上位3人は1位指原、2位小嶋陽、3位高橋みである。この3人については外の評価と内部(メンバー)の評価がほとんど一致している。

以上

指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価2 150505
指原莉乃を含むAKB48Gメンバー タレント力の評価3 150506

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HKT48『12秒』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2015-05-02 20:13:11 | ときめき研究家
HKT48『12秒』は、ファーストキスという普遍的なテーマに正面から取り組んだ王道アイドルポップだ。

歌い出しの「世界中で一番綺麗な宝石をあげる」は男の子のセリフだと錯覚した。宝石をプレゼントするのは「男から女へ」という既成概念を利用したトリックだ。聴き進むとそれは間違いで、女の子からキスを仕掛けていることが分かる。自分から動けない内気なオタク男子にとっては、夢のような状況だ。現実にはこんな都合のいい女の子はまずいない。

この曲が一番意識している過去のファーストキスソングは、渡辺麻友『大人ジェリービーンズ』だろう。
「12秒」という半端な秒数は、『大人ジェリービーンズ』のフレーズ「12秒くらいはそのまま動けなかった」からの引用に違いない。『大人ジェリービーンズ』はファーストキスの後12秒動けなかったと歌っている。HKT48『12秒』は、キスしている時間が12秒という点が異なる。

そもそもキスを宝石に例えているが、色とりどりで美しいのはジェリービーンズと共通である。柔らかいキスの感触は、宝石やジェリービーンズという硬いものとは異なっていて、ミスマッチ感が比喩の妙味を生んでいるのも共通だ。

更に2番では、彼はキスの途中で薄眼を開けて彼女の様子をうかがうと、彼女も目を開けていた。『大人ジェリービーンズ』では、彼女が「薄目開けて見ていた」と歌っている。
キスの時目を開けるか閉じるかは大いなる問題だが、秋元康の場合は「男は閉じる、女は閉じない」というのがポリシーのようだ。おニャン子クラブ『恋はくえすちょん』では「男の子はキスをするとき目をつぶらせるのですか」と質問させている。

その他にも過去の曲からの引用が多数見受けられる。こういうのを見つけるのは、曲を鑑賞する本筋ではないが楽しい。
「テトラポッド」は、『涙に沈む太陽』、『サーカスロマンス』(新田恵利)。
「寄せては返す波音」は、『友達のままで』『Only today』。
「君が守っていたもの」は、『バージニティ』『ひと夏の経験』(山口百恵)。
「友達には戻れない」は、『友達でいられるなら』、『哀しい予感』(岡田有希子)。

イントロの数小節から、早く歌いたくてたまらないメンバーのはやる気持ちが伝わって来るようだ。サビが特別印象的なわけではないが、全体にスピード感、躍動感があって、ワクワクして来るような曲調だ。


カップリング曲にも良い曲がある。

『カメレオン女子高生』。
既に絶賛する記事を書いたが、何回聴いても飽きない。大サビの「この中で誰でしょう?私!私!」というところも盛り上がる。歌詞、曲、アレンジが全てマッチングした完成度の高い曲だ。
そして前の記事の繰り返しになるが、単なるコミカルソングではなく、いつまでも可愛らしくありたいというアイドルの矜持のようなものが込められた力作だ。(こういう風に書くのも野暮だけれど)

『ハワイへ行こう』。
カップルでハワイ旅行へ行く歌と言えば、古い歌だが岩崎良美『どきどき旅行』を思い出す。「昇りつめていかせて ハワイに行かせて」という過激な歌詞にドキドキしたものだ。
『ハワイへ行こう』のカップルも、親には内緒でハワイ旅行を計画する。卒業式の日に誘われて、春休みにバイトしてお金を貯めたのだから、旅行当日はゴールデンウィークか夏休みだろう。直前の確認をしなかったから、彼が本当に来るかどうか不安になっている彼女の視点から歌われる。
旅行や駆け落ち当日に恋人が来ないという歌は『枯葉のステーション』『逃避行』(麻生よう子)など古今多数あり、この歌もそのパターンだ。しかしこの彼には来ない理由がない、さすがに来るだろうと思いつつ、聴いている方も俄かに半信半疑になる。果たして彼は現れたのか・・・。
オールディーズ風の曲調は、安心感があり、心地よく歌詞を追うことができる。そう考えれば、この曲は80年代が舞台、カラオケは既にあるが携帯電話はまだない時代の設定なのかもしれない。

『ロックだよ、人生は』。
ひまわり組公演中の1曲として2007年に発表された曲だが、今ではすっかりHKT48の持ち歌になってしまった。聴き比べたら、イントロが少し短くなっているし、楽器のバランスも変わっている。伴奏を録り直したのか、ミキシングだけやり直したのか。いずれにせよ新しい命が吹き込まれて蘇った。
改めて歌詞を聴くと、かなり過激な歌詞だ。このままでは世界は終わる、ミサイル撃ちまくり、死にゆく者は口を出すな、若者の出番だ。結構真面目に書かれたメッセージソングである。
ただ、具体的な行動を促すような政治的なメッセージが込められている訳ではない。現状に怒り、反発し、拳を振り上げ、「LOVE & PEACE」を希求すること、それが「ロック」だと抽象的に叫んでいる。抽象的だからこそ万人に対して説得力がある。
忌野清志郎や桑田圭佑の曲ほど話題にはならないが、スタンスは同じだと思う。こうした歌を自由に歌ったり聴いたりできることが、かけがえのない平和というものなのだと思う。

『微笑みポップコーン』。
イントロのピアノが、小さな泡がはじけるような繊細な感じで爽やかだが、ポップコーンが弾けるのとはちょっと違うのではないか。サイダーの泡とか金平糖のイメージだ。それが非常に惜しい。
気難しい彼女のご機嫌を取ろうとする歌で、定番のテーマだ。『猫の尻尾がピンと立っているように』がそうだった。

『抱いて、ツインテール』。
ツインテールの若い恋人に気後れする大人の男を、挑発するような歌詞は過激だが、曲調が陰気くさい。この歌はあまり気に入らなかった。
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