岐阜の縫製会社で働く3人のミャンマー人技能実習生。過労死ライン大幅超過の残業150-180時間で月給わずか10-13万。月の休みは1-2回。
— 望月優大 (@hirokim21) 2018年11月29日
縫製会社社長「他の会社も同じことをやっているのでいいと思った」
失踪できた実習生が氷山の一角でしかないことがよくわかる。https://t.co/jGve2mN1BD
日経新聞 技能実習生に賃金未払いか 長時間労働も、岐阜の会社 2018/11/29 9:42
「産業別労働組合JAMは28日、岐阜県羽島市の縫製会社がミャンマー国籍の技能実習生3人を違法に長時間働かせ、約29万~180万円分の賃金が未払いになっていると発表した」
「JAMによると、3人は2017年~18年8月に来日。午前7時から午後10時まで働き、休日は1カ月に1、2回だった」
「JAMの聞き取りに、社長は未払い賃金があることを認め「他の会社も同じことをやっているのでいいと思った」と説明しているという」
「JAMの小山正樹参与は記者会見で「技能実習生のひどい労働環境を是正しなければ、外国人労働者はとても日本に来ないだろう」と話した」
―『技能を学ばせてやっている』とか、『豊かな日本で働かせてやっている』という思い込みがあったりもしようし、意識の改善を求めたいところ。
社長の言い訳が幼稚園児並なのが驚きだ。こんな馬鹿でも資本があれば社長になれる現状がおかしいのではないか。 https://t.co/9lehkrNYSB
— まさみさんは語りたい (@mhiramat) 2018年11月30日
資本主義を否定する訳ではないけど、他人を雇うならそれなりの教育を受けてライセンスを得た上で、でないと経費で落とせないとか税制的に不利になるとかしたらどうかなあ。
— まさみさんは語りたい (@mhiramat) 2018年11月30日
その「ひとを雇うライセンス」を誰が発行するのかね、という問題もあろう。
…まあ、この場合は、技能実習生をお預かりする側にきっちり教育する義務は、技能実習生制度を運用する側にあろうなあ。言ったって学びゃあしないという一部もあろうが。
なおこれは別に、外国人差別とかとは分類しきることができない:
アニメ産業が5年連続右肩上がりで2兆円突破と、作画崩壊&アニメーター賃金未払いのツイートが並ぶ本日。同じ業界でこの二つが同時に起こってる事実は重く受け止められるべき。
— karzusp (@karzusp) 2018年11月29日
末端労働者を恥ずかしげもなく収奪しようとする末端管理職の倫理観の問題、末端労働者への分配をケチる”風土”の問題といえる。この”風土”は、別の用語で言えば”保守退嬰”とでもいえようなあ。
まあ:
自分が現役だった15年前と給料大して変わってないのですよね・・・
— Lord Vader(オフシーズン) (@Vader0208) 2018年11月30日
ということで、ここ20年ほど表立ってはなにもかも停滞していたせいで、いまさら給料のベースアップだのといっても、もはやそのやり方をしらないとか、するタイミングを計れない人ばかりだとか、そういうこともあろうというのを”保守退嬰”といおうと思う。さらに:
安心して、それは日本全体が上がってないからw
— いとー@Tokyo (@transistor) 2018年11月30日
名目の給料額が上がらない一方で税金等の天引き分・消費税分で実質賃金が少なくなっているものと思われる。
私はこれでも研究費が取れている側なので、不足した給料分はそっちで補填できている格好だが(研究書を私費で買わずに済むぶん、手元の金を使わずにすむ)―バブル期と比較してはいかんが、親孝行で買ってあげた車というのも160万のジムニーというわけで…。
…親の趣味でもあるからいいが、まあ、ランクを上げるくらいできて然るべき、という気も多少する。
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