空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みていた記事メモ(2016-01-25)

2016-01-25 22:16:12 | Weblog
BBC Syria conflict: Major rebel town 'seized' in boost for Assad 24 January 2016

 西ラタキアで政府軍が、反政府勢力が保持していた最後の拠点を奪取した、と。ロシア空軍の強力な支援があった模様。このRabiaなる町にはal Nusra戦線が入っていたとか。

BBC Call to admit refugee children 'considered' by government 24 January 2016

 保護者もなしにヨーロッパにやってきた子供たちを、さすがに難民として受け入れるべきかなあ、という話。もちろん、人道団体はそのように主張するが、英国首相府は確言を避ける。

 …欧州諸国に受け入れてもらって、それを伝に…という作戦かもと疑うことは可能だが、しかしまあ欧州に入り込んだ26000ほどの子供たちのうち、ちょっとした数が消え去っているとかで。さあ『ガンスリンガーガール』とか思い出してもよいだろうか。いや「別に、いまに始まった話じゃないじゃん」かもしれないけど。

BBC Children forced into 'sexual activities' with animals 21 January 2016

 とまあ、そうした子供たちを放置しておくと、こういうのに「使用」されちゃう恐れもあるよね、とか。

BBC Migrant crisis: Norway begins deportations to Russia 19 Jan 2016

 ノルウェーがロシアに13名の難民/移民を送還。新規にルールを設定し、自転車で国境を越えてくる人々を送還できるようにした模様。5500名ほど、送還される模様とか。

 …というか、”まあまず安全な国”からの”難民”は認めなくてもいいよねえ、というのは尤もではある。

 とりあえず、「必要な書類がなければ車両での移動は認めない」というルールと「徒歩での国境越えは認めない」という法律の穴=自転車だったらOK!というのをうまく利用できる余裕があれば、喫緊の人道的必要がある、とは、まあ言いにくいのではないか―まあそんな風に言いたくもなろう。

 どこが安全と見做されるのかは諸説あるだろうけど。ロシアのビザ・居住権持ちのひとにまで「ウム、保護の必要があるッ!」とは、ちょっと。いやたしかに「おそロシア」対応される可能性があるよといわれたら、そうかもしれないけど…。

 …ロシア経由でノルウェー行き、というコースをとること自体に既に尾羽打ち枯らした情景が表されている、という言い方もあるけど。

 ともあれ、ムルマンスクとかキルケネスとか、WWIIの東部戦線スキーにはなかなかたまらない名詞がぞろぞろ出てきて、さらには”ロシアに送還されるのを恐れてセンターにいた40人が逃げ去った”とか、なんだそれは戦後処理か、という話が出てたりで、なかなか(記事内容とは別方向に)興味深い記事。送還するなとハンガーストライキするって、捕虜送還かよ、と。

BBC Turkey 'acting illegally' over Syria refugees deportations By Mark Lowen 15 Jan 2016

 シリアやイラクに強制送還するのは国際法の精神に反するよねえ、というお話。
 とはいえ、トルコだって背に腹かえられんという面はあろう。せめてカネよこせ、というのは当然のお気持ちかと思われ、その点では我が国の資金援助の方針は尤もだな、と。

BBC Myanmar memorial service for murdered women 19 Jan 2016

 ヤンゴンで、とある女性二人の死への追悼集会。一年前、シャン州の村で、教師としてボランティアしていた20-21の娘二人が強姦殺人の憂き目に遭った。犯人は近くに一時駐屯していた兵士だという声もあるが、逮捕等の話はなにもない。

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