身につまされる話である。
…いやまあ、個人的には、こういう恐れがあるから私については高給取りになるように努力したにはしたのだが。学者なんてのはかなり博打的な要素のある人生行路でもあり、一歩違えればこうなった惧れは、まあ、なあ。
読売新聞 冷蔵庫に夫婦遺体、次男は「アニメのいい場面で呼ばれ…文句言われたので殺した」 2021/07/25 10:54
「福岡市西区の住宅で6月、冷蔵庫の中から夫婦の遺体が見つかった事件で、夫婦と同居し、死体遺棄容疑で逮捕された次男の無職の男(59)が「アニメのいい場面のとき、父親に介護で何回も呼ばれ、文句を言われたので殺した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は勾留満期の25日にも、父親に対する殺人容疑で再逮捕する方針」
とまあ、エエ歳してアニメ好きの無職ダメ人間が親を二人も殺したぞ、という文章にしようと思ったのだろうけれど、いやあ、その。どうしようもなく人生詰みまくってる状況で、これではどうも、なんだ。
…ストレスしかないような状況下、録画の設備もあるかどうか怪しい所、せめてもの息抜きにと思ったら―ああ、俺の人生は以後、これしかないのか、こうでしかないのか、と思えば、まあ…多少…うん…。
「男は6月23日頃、自宅の業務用冷蔵庫内に父の松本博和さん(88)、母の満喜枝さん(87)の遺体を遺棄したとして、今月4日に逮捕された。
捜査関係者によると、男は6月20日夜、自室でアニメを見ていたところ、博和さんからトイレの介護などで3回呼び出された。その際、博和さんの言葉に立腹。電気ポットのコードで首を絞めたという趣旨の話をしているという」
「一家は3人暮らし。満喜枝さんは車いすで生活しており、博和さんも最近になって介護が必要となったことから、男は「今後、両親の介護をしないといけなくなることに不満があった」とも供述しているという」
―まあ、つい最近まではこの父上だけが介護者で、この次男氏は純粋にヒキニートだったかもしれない。が、それはそれで多少の支援があって欲しいかなあ、と思われるところである。
…うん、その。実家方面にも、そんな20~30年物のヒキニートの話は多少あり、たぶん社会的な介入があっても良い、とも思われるのだ…。
「満喜枝さんについても「父親を殺害し、それを見られたので首を絞めた」と」
…となると、痴呆ではなかったらしい。
もはや90に手が届くころまで生きて、その終わりが我が息子に殺害されるというのでは、それこそ「これまで一生懸命生きて来た報いがこれか」と泣きたくなるところだろう。息子の方は息子の方で、さて、どうだったものか。
ちょっとした注意点としては、「自宅の業務用冷蔵庫」かな。もと大家族で大型の冷蔵庫を持っていた―という可能性もあるが、福岡である。コンパクトシティである。恐らくはこれ、商店だった家ではないか。次男氏は、家業(手伝い)で職業人生を送った可能性がなきにしもあらず。そうしてこのご時世である。商店はつぶれて、だから業務用冷蔵庫が余っていたものではなかろうか。
…うちは自営業家庭だったので。何かそういう想像が、その。
ともあれ、恐らくは国民年金。細々と生きていくには、まあ、一応、なんとかならんでもない。とはいえどうしても主観的には細くありすぎ―ということかなあ…と…。
…いやまあ、個人的には、こういう恐れがあるから私については高給取りになるように努力したにはしたのだが。学者なんてのはかなり博打的な要素のある人生行路でもあり、一歩違えればこうなった惧れは、まあ、なあ。
読売新聞 冷蔵庫に夫婦遺体、次男は「アニメのいい場面で呼ばれ…文句言われたので殺した」 2021/07/25 10:54
「福岡市西区の住宅で6月、冷蔵庫の中から夫婦の遺体が見つかった事件で、夫婦と同居し、死体遺棄容疑で逮捕された次男の無職の男(59)が「アニメのいい場面のとき、父親に介護で何回も呼ばれ、文句を言われたので殺した」という趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は勾留満期の25日にも、父親に対する殺人容疑で再逮捕する方針」
とまあ、エエ歳してアニメ好きの無職ダメ人間が親を二人も殺したぞ、という文章にしようと思ったのだろうけれど、いやあ、その。どうしようもなく人生詰みまくってる状況で、これではどうも、なんだ。
…ストレスしかないような状況下、録画の設備もあるかどうか怪しい所、せめてもの息抜きにと思ったら―ああ、俺の人生は以後、これしかないのか、こうでしかないのか、と思えば、まあ…多少…うん…。
「男は6月23日頃、自宅の業務用冷蔵庫内に父の松本博和さん(88)、母の満喜枝さん(87)の遺体を遺棄したとして、今月4日に逮捕された。
捜査関係者によると、男は6月20日夜、自室でアニメを見ていたところ、博和さんからトイレの介護などで3回呼び出された。その際、博和さんの言葉に立腹。電気ポットのコードで首を絞めたという趣旨の話をしているという」
「一家は3人暮らし。満喜枝さんは車いすで生活しており、博和さんも最近になって介護が必要となったことから、男は「今後、両親の介護をしないといけなくなることに不満があった」とも供述しているという」
―まあ、つい最近まではこの父上だけが介護者で、この次男氏は純粋にヒキニートだったかもしれない。が、それはそれで多少の支援があって欲しいかなあ、と思われるところである。
…うん、その。実家方面にも、そんな20~30年物のヒキニートの話は多少あり、たぶん社会的な介入があっても良い、とも思われるのだ…。
「満喜枝さんについても「父親を殺害し、それを見られたので首を絞めた」と」
…となると、痴呆ではなかったらしい。
もはや90に手が届くころまで生きて、その終わりが我が息子に殺害されるというのでは、それこそ「これまで一生懸命生きて来た報いがこれか」と泣きたくなるところだろう。息子の方は息子の方で、さて、どうだったものか。
ちょっとした注意点としては、「自宅の業務用冷蔵庫」かな。もと大家族で大型の冷蔵庫を持っていた―という可能性もあるが、福岡である。コンパクトシティである。恐らくはこれ、商店だった家ではないか。次男氏は、家業(手伝い)で職業人生を送った可能性がなきにしもあらず。そうしてこのご時世である。商店はつぶれて、だから業務用冷蔵庫が余っていたものではなかろうか。
…うちは自営業家庭だったので。何かそういう想像が、その。
ともあれ、恐らくは国民年金。細々と生きていくには、まあ、一応、なんとかならんでもない。とはいえどうしても主観的には細くありすぎ―ということかなあ…と…。
2021年6月29日 12時20分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210629/k10013109381000.html