少なくとも36名死亡と報じられる。
BBC Nigeria: Dozens dead in church bombings and rioting 17 June 2012
北部(中央部より)の州Kadunaにて,少なくとも3件の爆弾テロが行われた。これで16名死亡(他多数負傷)。さらにこれに対する暴動が起き,20名ほど死亡した模様。教会へのテロは,犯行声明の有無はさておきBoko Haramの仕業と思われ―その死者は基本,キリスト教徒だが,他方の暴動はムスリムを標的にしたもので,その死者は基本ムスリムである模様。
Kadunaは24時間戒厳令を発布。
爆弾テロの被害にあった教会はZaria地区のWusasa,Sabon-Gariなる地区にあったものという。特にWusasaは,ナイジェリア北部で最初に建てられた教会だという。
これに加えて州都Kaduna近くでもいま一件,爆弾テロがあったという。
さらにAFPの未確認情報によれば,Kaduna南で二件の教会に対する爆弾テロがあったそうで―。
そしてムスリムに対する攻撃のほうでは,赤十字社が死体を回収しており,「識別不可能なほど焼けている」のだという。キリスト教徒の若者たちがロードブロックを設置し,車を止め,ムスリムを引きずり出して殺害していたものらしい。
―で,将来のBoko Haramの攻撃の正当化に使われるわけでもある。仲間が殺された復讐だ,ということで。
最近,ナイジェリアでは,教会に対するテロなしに日曜を終えるのが珍しいことになりつつあるとか。なお先週分はこんなかんじ。
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